2018年4月15日 定例会 認知症と補腎活血
2018年4月15日定例会

4月15日 東京より中医学講師の鄒大同(すうだいどう)先生をお招きして「認知症と補腎活血」と題してお話していただきました。
まず西洋医学的な考えに基づいた認知症の概念、血管性認知症と変性性認知症(アルツハイマー型、レビー小体型)から始まり、次に中医学的な考えからみた認知症を発症する原因、中核症状や周辺症状を改善、予防するための処方のお話をされました。
ポイントは神経細胞の情報交換とシナプスを中医学的な考え方で捉えたイメージ図でした。
脳機能を保つためには、脳血流をよくし(活血)元気や生命活動の源である腎精をしっかり貯え(補腎)食べ物からの栄養やエネルギーをしっかり吸収できる胃腸にする(健脾)ことが大切であると再確認しました。

(参加店)
(長崎)開生薬局 漢方松風堂 龍虎度薬局 朱雀薬局 小ヶ倉薬品 藤村薬局本店 山中薬局
(大村)山崎薬品
(諫早)龍丸堂薬舗
(五島)富江薬局
(佐世保)中島薬局 漢方の岩永十字堂 あいおい薬局
            (13店17名)
| 勉強会の模様 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第246回 爪からわかる体質のお話


実際の放送とは違う場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は西彼杵郡長与町の龍虎堂薬局夏苅和子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

夏苅:今日は「爪から分かる体質」のお話しです。
アナ:最近はネイルアートでおしゃれしている方も増えましたが、爪から体質が分かるんですか?

夏苅:はい。爪は心臓から遠く離れた身体の末端部にあるので、爪の健康状態は全身の血液量と血流の目安にもなります。爪も血液によって養われていますから、爪が脆い人は血液不足。中医学では、肝は血を蔵す、肝の華は爪にあり、といって、肝臓は血液の倉庫であり、肝臓の血流が少ない状態を「肝血不足」と捉え爪の色つやに現れると考えます。

アナ:ではまず、健康な爪について教えて下さい。
夏苅:爪はケラチンという蛋白質から出来ていて、「健康状態を映し出す鏡」ともいわれています。健康な人の爪はピンク色でツヤがあり、滑らかで黒ずみや凸凹はありません。爪の色や状態から体質や体内環境の乱れが分かります。生え際の白い半月部は爪の生え始めです。甘皮をめくっても見えないときは消化機能の低下、特に蛋白質の不足が考えられます。血流のチェックは、爪の根本を5秒間指で押して離すと2秒程度で血流が戻るのが一般的です。2秒以上かかると心臓に問題が、5秒以上かかると毛細血管に問題があると言われています。心臓・肺に疾患があると爪はバチ型になったりします。

アナ:そういえば、爪が薄くて折れやすい人やガタガタの人もいますね。その原因と対応を教えて下さい。

夏苅:では、タイプ別に考えてみましょう。薄くて折れやすい人は「血虚タイプ」。爪全体が白っぽくてもろく割れやすい、真ん中が反り返っていたりします。これは貧血や血液の栄養不足です。対応は血液を増やしながら巡らせる婦宝当帰膠で肝血が増えて来ると丈夫な爪になるでしょう。
紫から黒っぽいひとは「瘀血タイプ」末梢血管の血流が悪いので唇も黒ずんでいたり、こりやしこりがあったりします。心臓疾患の恐れもあって要注意です。
1本の指の爪に黒い筋がある人はガンの可能性もあるので病院での検査が必要です。末梢の血流を改善する冠元顆粒や冷えが強い低体温の人には参茸補血丸で温めて元気な血液で身体を養うと良いでしょう。
横溝があったり表面が凸凹している人は、「慢性疾患、体調不良タイプ」。湿疹や腸が弱くて栄養吸収が上手くできない時期に健康な爪が作れないためです。いわゆる脾弱な人ですね。健脾散顆粒で腸を元気にすると逆むけも治るしきれいな爪になりますよ。

アナ:他にどんなタイプの爪がありますか?                                                                               
   
夏苅:他には「腎虚タイプ」で、縦の溝が増えたり深くなっていれば爪床が萎縮しているので、老化の表れですね。肝腎を補う杞菊顆粒が良いでしょう。
少ないかも知れませんが、とても痛くて困っているのが巻き爪の「ストレスタイプ」です。足の親指に出ている方が多いようですが、爪の両端が内側に曲がって肉に食い込んで酷い人は出血しています。強いストレスが長期になると緊張状態が続き、肝の性質である伸びやかさが阻害され真っ直ぐに生えることが出来なくなります。こんな場合はストレスを和らげる逍遥丸や星火温胆湯で20年来の巻き爪でも1ヶ月くらいできれいに改善します。
最後は「カビタイプ」で爪が白濁して先端が厚くもろくなります。水虫や爪白癬など、真菌に感染している可能性があります。華陀膏をお試し下さい。

アナ:爪から体質が分かるって面白いですね。では、最後に健康な爪のために気をつけたいことは何でしょう?       
                                                                        
夏苅:健康な爪を保つには、気血を養う肝の働きを良くすること、身体を温めて血液の巡りを良くすること、栄養吸収をよくするために腸を元気にすることが大切です。  食べ物としては、ゼリーや寒天、豚足、フカヒレといったゼラチン質のものが爪を健康にしてくれます。日常的にマニキュアをしている人は、週に一度は爪の根っこを10回もんで指マッサージを心がけましょう。体質のご相談は、パンダマークの長崎中医薬研究会の会員店にご相談下さい。
   
アナ:ありがとうございました。次回は4月25日水曜日、担当は長崎市西山町の山中薬局の山中みちよさんです。
   健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
   詳しくは長崎中医薬研究会のホームページをご覧ください。
このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
| 皮膚病・美肌・美容のお話 | 12:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第245回 誤嚥性肺炎について
実際の放送とは違う場合があります

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は大村市西三城町の山崎薬品
山崎京子さんにお話を伺います。さて、今日はどのようなお話でしょうか?

山崎:はい、今日は誤嚥性肺炎についてお話をしたいと思います。最近よく話題になりテレビなどでも放映されていますね、2月にもありましたね。
誤嚥とは飲み物や食べ物が誤って気管に入つてしまつたり、寝ている間に唾液や痰が気管に流れ込んでしまうことで、そのために肺に細菌が侵入して誤嚥性肺炎になったりします。

アナ:誤嚥性肺炎になりやすいタイプなどありますか?

山崎:そうですね、発症するのは主に高齢者が多いですね、年齢を重ねると飲み込む力が弱くなり、異物が気管に入り外に出すことができず、免疫力も低下して肺に侵入する細菌の繁殖を防ぐことができずに肺炎を起こしやすくなります。誤嚥の最も多い症状は食事中の激しくむせることや咳をすることによりなりやすく、呼吸困難にも陥ることもあります、又体内に痰や余分な水分をためないようにすることも大切です。


アナ:誤嚥性肺炎を予防する方法などありますか?

山崎:はい、予防する基本は肺や胃腸を強くして、免疫力、体力をしっかり養うこと、体力があれば飲み込む力が強くなり、誤嚥もおこしにくいです。

アナ:誤嚥性肺炎を予防するには肺や胃腸を元気にして体力をつけることなんですね、日頃の生活でどのようなことに気よ付けたらいいですか?

山崎:まずは肺を強くすることですが大切です、肺にはエネルギーが足りない肺気虚と肺の潤いが不足している肺陰虚の二つタイフがあります。
  息切れ、汗が出やすい、痰をだす力が弱いなどの症状がある人は肺気虚タイプです。肺のエネルギーが不足しているので体力、免疫力をあげ肺の機能を強くすることが大切です。食べ物として気を養い、肺を元気にする白いきくらげ、きのこ類、卵、鶏肉、豚肉などです、 よく使われる漢方薬は衛益顆粒、補中丸などです。
   空咳、痰に粘りがあり夕方微熱が出やすく舌が乾燥してる人は 肺陰虚のタイプです。肺は乾燥に弱いので肺を潤すことが大切です、食べ物として肺を潤す梨、はちみつ 、びわの葉、トマトなどです。よく使われる漢方薬は麦味参顆粒、潤肺糖漿、西洋人参などいいですね。

アナ:、そのほかに気を付ける事などありますか?

山崎;そうですね、痰を溜めないことですね、痰はドロドロして停滞してのどがつまったり、気血の巡りが悪くなります。又胃腸の働きも悪くなると余分な水分や汚れが溜まって痰が発生しやすくなります。体力が落ちると飲み込む力が弱くなり:誤嚥を招きやすいです。痰が多い方は余分な水分を除去することが大切です。
よく使われる漢方薬、健康食品は温胆湯、半夏厚朴湯、昌三仙などいいですね。食べ物は冬瓜、苦瓜、ハト麦、痰を出しやすくするミカンの皮、こんにやく、びわの葉、たけのこなどです。
   胃腸の働きを元気にする、シソ、大根、サンザシなどがいいですね。
 
アナ:暮らしのなかで注意した方が言いことがありますか?

山崎:そうですね、口腔内の細菌は誤嚥性肺炎の原因になるので口の中は清潔に保つことを心がけたいですね、又ゆっくり咀嚼、嚥下する習慣、飲み込む力をつけること、口の中にたまった唾液は飲み込まないことです。

アナ:誤嚥性肺炎を防ぐため、肺や胃腸を元気にして体力をつけ、飲み込む力をつけることが大切だと言うことですね。

山崎:そうですね、一度治っても同じように繰り返してしまう事が心配です、発症を防ぐために日頃からしっかり養生し体質改善に心がけたいものです、又 発熱、激しい咳がでる、黄色い膿のような痰が出る、呼吸が苦しいなどの症状があるときは医師の診断を受けてください。

アナ:ありがとうございました。次回は4月11日水曜日、担当は長与町の龍虎堂薬局夏苅和子さんです。 健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会 会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
| 更年期・老年期のお話 | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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