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漢方健康日記 第262回 風邪やインフルエンザについて東洋医学的なお話し
実際のお話と異なる場合もございます。
『漢方健康日記』かぜ   2018.12月
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会      
   がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣をみつめなおして、健康的な暮らし      
   のお手伝いをしようというものです。。担当は、長崎市西山 山中薬局山中みちよさん   
   にお話を伺います。さて、今日のお話は? 

山中:今年も残り少なくなりました。 そろそろ かぜやインフルエンザの 時期ですね。
   それで、今日は かぜやインフルエンザなどについて 東洋医学的な立場 から
   お話しさせていただきたいと思います。
   かぜや インフルエンザは ウイルスによるものですが、たちの悪いインフルエンザに
   かかると いきなり のどが塞がって急に呼吸ができなくなることがあります。
  ( 私もそうなったことがあります) 家でコタツに入っている時でした。 
   いきなり経験したことのないゾクゾクする 強い悪寒がきてのどがふさがり 呼吸でき
   なくなりました。脈はビンビン 打ってます。まだ 意識はあったので はって 薬箱
   までたどりつき 麻黄湯一包を のんだところ ほどなく息ができるよう になり    
   命拾いしました。

アナ: それは 大変でしたね。

山中:はい。ところで、東洋医学が生まれたころの 昔の中国の人たちは、ウイルスや細菌など   
   の存在を 知りませんでした。 それでも、天気や季節が どのような時に かぜひくの
   か、人の体がどのように 弱っている時に、かぜひくのか、ということを長い年月をかけ
   た 観察や経験によって、昔の人は 知っていたのです。
   それで 東洋医学の立場からみたカゼのとらえ方について少しふれてみたいと思います。

アナ:かぜひきですから その原因は やはり 寒いめにあったとか 雨にぬれたとか風に
   ふかれたとか 何かそんな きっかけがあったのでしょうか?
                     
山中:そうですね。まず 人が、かぜひいたり、体調をくずしたりする外からの要因を、
   東洋医学では{邪」とよびます。たとえば『風などの自然現象、湿気や乾燥、寒冷刺激な
   どの温度変化』のことで、自然界の正常な気候変化ですが、この変化が大きすぎて体の
   不調を引き起こす状態になった時点で、邪は、 邪気になります。
   そして、邪は、「風・火・暑・湿・燥・寒」の六種類あり普通の気候変化でも身体が弱っ
   ている時には 邪気になることもあり、各々、風邪、火邪、暑邪、湿邪、燥邪、寒邪と
   よびます。

アナ:邪とか、風とか火とか言われても なんとなくつかみどころが ないのですが・・・
   
山中:そうですよね。では 簡単に ご説明させていただきます。。
   風、は 春に起こりやすい邪気です。たとえば 花粉は風邪に属します。
   火邪、暑邪は夏に起こりやすくその、邪気を受けると 暑い、汗をかく のぼせる、
   だるい、のどがかわくなどの症状がみられます。
   湿は梅雨時に起こりやすく、湿の邪気を受けると、頭も体も 重いだるい感じです。 
  
   燥は秋に起こりやすく、乾燥のことです。邪気を受けるとのど カラカラ、かゆいなど。
                。                乾燥気味です
   寒は冬に起こりやすく、邪気を受けると 手足 体 冷えやすくなります。

アナ:なーんだ、簡単ですね。 ところで、今日は かぜのお話しでしたね。 

山中:あっそうでした。 「かぜをひく」の「風邪」とは「カゼの邪」つまり「ふうじゃ」なの
                                         です。
   体調を悪くする環境や 外的刺激 の中でも、特に 自然界にふく風が 身体に与える
   悪影響を指していう 言葉だったのです。

アナ:インフルエンザウイルスや かぜのウイルス に比べれば 何の害もないようですが・・・

山中:そうですね。しかし 「風」は、体表の熱をうばい 皮膚や粘膜を乾燥させます。
   「風邪」で「かぜをひく」と聞いても、すぐには ピンとこないと思います。しかし
   身体に 風が当たりつづけると、徐々に体表の熱が奪われ、皮膚や粘膜が乾燥します。
   皮膚が乾燥したら、免疫力が落ちて、体内にウイルスや 細菌が 侵入しやすくなりま
   す。 そう考えると、春先の風が強くふく頃、秋から冬にかけて 空気が乾燥するころ、
   真冬の冷えが厳しいころ にかぜをひく人が多いのも うなづけますね。
   東洋医学が考える「風邪」の一つ一つ。それが季節、 それぞれの気候、または、風や
   乾燥、気温の変化などの 外的 要因でしょう。

アナ:かぜをひきにくくなる漢方薬ってありますか。

山中:風邪ひきやすい方に オススメのがありますよ。衛益顆粒 といいます。これには
   免疫力を高める作用があります。衛益顆粒を 服用していると、
   皮膚粘膜の所で 粘膜が抗体におおわれて 風邪ウイルスなどの侵入を防ぎます。
   そして 衛益顆粒は アレルギー反応を抑える作用もあって 花粉症の漢方薬として
   の方が 有名です。 
   
   ウイルスや 花粉 などは 風に のっかって やってくるのかもしれませんね。
   もし そうなら 風邪という ネーミング、 ぴったりですね。 では
   かぜや、インフルエンザに に負けない、お元気な冬をお過ごしください。 


アナ:ありがとうございました。次回の放送は12月26日 長崎市小ヶ倉町 小ヶ倉薬品
   円入 利徳さんです。健康の ご相談は店頭の パンダが目印の長崎中医薬研究会の
   会員店へどうぞ。
   お問い合わせは長崎中医薬研究会ホームページをごらん下さい。
   このコーナーは、長崎中医薬研究会が お送り致しました。
| 風邪・花粉症のお話 | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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