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漢方健康日記 第291回 「耳なり、耳のトラブルついて」のお話
『漢方健康日記』原稿9月27日
実際の放送とは違いがある場合があります
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は大村市西三城町の山崎薬品の山崎京子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

山崎:はい、今日は耳なり、耳のトラブルついてお話をしたいと思います、耳鳴りを一度は経験している方は多いと思いますが耳鳴りは病気でないと思って我慢していらっしゃる方が多いようです。耳は陽気が体内を上昇するときに通過するところと考えられ 体内の陽気が十分に満ちている状態であれば 耳の働きも安定します。しかし ストレスや老化、疲労により陽気の通りが悪くなったりすると耳鳴りなどのトラブルが現れやすくなります。

アナ:耳は陽気が体内を上昇するときに通過するところと考えるんですね、初めて知りました。

山崎:耳は音を聞き取る大切な聴覚器官でもあり、耳のトラブルは、単に耳の問題だけでなく体内の不調を知らせるサインでもあります。耳鳴りには一般にキーン言う高い音やボーつと言う低い音など聴こえる音はさまざまです。耳鳴りは難聴になる前の段階でも現れます。

アナ:耳のトラブルは耳の問題だけでなく、体内の不調のサンインでもあるのですね。

山崎:はいそうなんです、耳鳴りにも原因が四つのタイプがあります。肝鬱タイプで
ストレスにより耳の陽気の通りが悪くなることで現れ、特徴として強い高音の耳鳴りが継続的に起こり偏頭痛や不安感を伴う症状が特徴で又突発性難聴、高血圧や自律神経失調症に伴う耳鳴りや聴力の減退などもこのタイプです。このタイプの養生はストレスを調節、発散する役割をする肝臓の肝を静めることがポイントです。

アナ:肝臓との関わりがあるんですね、では食生活ではどんなことに気をつけたらいいですか?

山崎:はい、食生活ではお茶や涼性の食材の菊花茶、かきの葉、緑茶、トマト、セロリなど肝の熱を静め、ストレスを発散させましょう。

アナ:漢方薬はどんなものが使われますか?

山崎:よく使われる漢方薬は加味逍遥散、寫火利湿顆粒などがあります。
   又更年期に多い痰湿タイプこのタイプは水分代謝が悪く体内に余分な水分や汚れ「痰湿}が溜まる原因で耳が詰まって耳のトラブルがおこります。
   このタイプは更年期に多く高脂血症や肥満、むくみがみられやすく、メニエール症候群に伴う耳鳴り聴力の減退、めまい、胃のむかつきの症状が特徴です。養生のポイントは溜まった痰湿を取り除き水分代謝をよくし血流の改善を心がけるといいですね。食材として、はとむぎ、ねぎ、決明子などいいです。
   よく使われる漢方薬は温胆湯、半夏百朮天麻湯、冠元顆粒などです。
   疲労・体力不足が原因の脾虚タイプは胃腸の機能の低下により耳の栄養不足により耳鳴り、立ちくらみ、食欲不振、軟便を伴うのが特徴です。
   まず消化器を元気にしてしっかり栄養を摂ることが大切です。食材として大豆製品、インゲン、そらまめ、お米などいいですね。よく使われる漢方薬は補中益気丸、健脾散などがいいです。又老化に伴う腎虚タイプは生命のエネルギー源である腎の陽気が不足し耳のトラブルが現れます、老化が原因なので腎を元気にすることが大切です。

アナ:耳のトラブルには原因となるタイプがいろいろあるんですね、食養生や漢方薬も違ってくるんですね。

山崎:違ってきますね、耳のトラブルを改善するポイントは心や身体をリラックスして入浴や睡眠をしっかりとり 散歩も楽しむ事も大切ですね。耳には腎やさまざまのツボがあり耳をマッサージするのもいいですね、一人一人タイプによって異なりますので、自分がどのタイプなのかパンダマークの長崎中医薬研究会の会員店でご相談ください。
   
アナ:ありがとうございました。次回は12月13日水曜日、担当は長与町の龍虎堂薬局の    さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会 会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。


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