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漢方健康日記 第287回 「秋に向けての養生法」のお話
『漢方健康日記』原稿9月27日
実際の放送とは違いがある場合があります。
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市滑石の朱雀薬局三宅涼子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

三宅:はい。今日は、秋に向けての養生法をお話しようと思います。
夏の間の大量の発汗、冷房による皮膚の負担、暑さによる睡眠不足等の夏の消耗は体内の潤い不足を招きますし、夏の間の冷たいものの摂り過ぎや暴飲暴食で消化器系が弱ると、栄養がしっかり摂れず、エネルギーや潤い成分、血液を生みだす力が低下し身体の潤いも不足しています。中医学では現在の体調は1つ前の季節の養生によって作られるものと考えています。

アナ:夏のダメージが秋の体調に影響してくるのですね。

三宅:はい。秋は乾燥が気になる季節ですから、夏の間に潤い不足になる事は乾燥からの影響を受けやすくなるのです。秋は特に潤い不足が乾燥トラブルの原因になり口や鼻、皮膚の乾燥、それに伴うかゆみ、ドライアイ、腸の乾燥による便秘といった症状も出てきます。

アナ:では、秋に向けて夏のダメージから回復させるのに、おすすめの漢方薬はありますか。

三宅:皮膚の乾燥や痒みには潤いやエネルギーも補ってくれる婦宝当帰膠や麦味参顆粒   
  など、サージという果実のオイルも良いですね。腸の乾燥による便秘には熱を冷まし潤いをつけます。漢方も良いでしょうし、ドライアイには「飲む目薬」と言われ杞菊地黄丸などもオススメです。又、消化器の不調には健脾散や健胃顆粒などもお役に 
  立ちます。会員店で尋ねられると症状に合わせてアドバイスを受けることができま
  すよ。

アナ:この他に日常的なことで気をつけることがありますか。
 
三宅:毎日の睡眠は潤いを保つための大切な時間です。早寝早起きを心がけ十分な睡眠をとりましょう。人の身体は水分だけでなく血液によっても潤っているため、水分ばかりを摂るよりも潤いの多い、血液を作る御手伝いもできる食材を選んでしっかり栄養を摂る方が効果的です。
   塩分の摂り過ぎも乾燥につながるのでダシの風味を生かして薄味料理を心がけましょう。また目の使い過ぎにも注意しましょう。

アナ:具体的なおすすめ食材はありますか?

三:山芋は潤いをアップさせるのと同時に消化力もうながします。
  ほかに、体の潤いを増すものには連根や銀杏があります。また、梨やブドウ、カキ
  など旬な果物で身体に欠けた潤いを補うのも良いですし、白キクラゲや白ごま、
  ハチミツもオススメです。ドライアイには、クコの実、ブルーベリー、人参。
  腸の乾燥からくる便秘にはバナナ、キウイフルーツ、白菜も良いと思います。

アナ:今から秋に向けて、食事や生活習慣に気をつけるのも大切なんですね。

三:そうですね。毎日の生活の中でのちょっとした工夫で秋の乾燥から身体を守れるの
  と同時に夏バテからの回復も早いですよ。

アナ:ありがとうございました。次回10月11日水曜日、担当は長崎市東古川町、漢方松風堂の太田玲子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

| 季節の養生、食養生 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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