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漢方健康日記 第285回 「夏から秋のアレルギーにつながるお話」について

『漢方健康日記』夏秋アレルギー  2017.0823
実際の放送とは異なる場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。今日は長崎市 西山の山中薬局山中みちよさんにお話を伺います。今日はどのようなお話でしょうか?

山中:はい。先達てご相談のお客様の質問からですが 夏から 秋のアレルギーにつながるお話です。「ひと月ほど前のことですが、メロンを食べた後、のどが イガイガしてそれが とれません。以前も時々なっていたのですが、その時はイソジンうがい薬でうがいするとすぐよくなっていました。イソジンうがい薬を 持ってなかったのでお茶や水でうがいしましたがとれません。どうしたらいいでしょうか?」 と質問されました。

アナ:のどのイガイガ アレルギーですか? 長引くとつらいでしょうね。
  
山中:そうですね。ところでこの方は、非結核性抗酸菌症(+)と気管支拡張症で、肺に炎症があると言われ抗生物質などを服用されてる方です。漢方を1年ほど続けられ、抗生物質、西洋薬の量が減って 少しずつよくなられてきたところですが、もともと 肺と胃腸が弱い方です。
   ところで 果物や野菜を食べて、口・のど・唇の痒みやピリピリ感などのアレルギー症状がおこる人がいます。これは 口腔アレルギー症候群といわれ、花粉と食べ物に存在する(蛋白構造)が共通のアレルゲンによる食べ物アレルギーの
   一種です。
   
アナ:やさい、くだものなども アレルギーの原因になることがあるのですね。

山中: はい、そして 困ったことに 果物でアレルギーが出る場合は、別の植物の花粉症とも関係があることがあります。そのわけは
   別の植物の花粉症の原因となる花粉と、ある果物などが 似た蛋白構造を持っているためです。
    アレルギーは、ふつう 抗原は一つなのですが、この花粉症の人では合併することがあります。たとえば
   キク科の ブタクサ花粉症の人は、 ウリ科の (メロン、スイカ、キュウリなど)、を食べた時、そして ヨモギ花粉症の人は セリ科の( ニンジンや セロリなど)、を食べた時、 口腔アレルギー をおこすことがあります。ので 
   おかしいと感じたら 食べるのをやめて下さい。。
   その中でも、特に注目されるのは、ブタクサが原因となる花粉症です。この場合は、メロンアレルギーを起こしやすくなっています。メロンアレルギーの方は 
   夏〜秋にかけてのブタクサ花粉に反応しますのですぐに 対策が必要です。

アナ: 似たものでも反応することがあるのですね。
   アレルギーが発症しないように予防できる漢方薬ってありますか?

山中:はい、ここで ちょっとアレルギーを漢方で考える お話しをさせて頂きます。
   漢方では体の外から侵入して、身体に悪さをするものを外邪とよびます。
   ここではアレルゲンのことです。花粉症やアレルギー性鼻炎は、鼻や目、のど
   などに症状がみられるため、風邪とよばれるタイプの侵入と考えられます。風邪は、身体の上部に様々な症状をひきおこします。
   一方 衛気は(衛る気と書いて 身体を守る抵抗力のようなもので)、身体の表面(鼻やのどの粘膜、皮膚など)にバリアのように存在し、外邪の侵入を防いでいます。
   体内の衛気が不足すると花粉などの外邪が身体に入り込みやすくなり、鼻水や
   くしゃみ、目のかゆみといったアレルギー症状が現れるのです。体内の衛気を
   十分に養って身体の抵抗力を高める事で、症状の緩和が期待できます。
   
   春のスギ花粉症体質の方は、予防のため、衛益顆粒を服用してしっかりバリア機能を高めて、抗原となるスギ花粉が体内に入ってこないように、ガードしてます。花粉症は 春だけではありません。たとえば メロンアレルギーの方は ブタクサ花粉を抗原と認識してます。なるべく抗原となるものに近づかないようにしましょう。もし、でくわしたら、屏風を立てて身を守ると言われている漢方薬の衛益顆粒を早めに服用してアレルギーを防ぎましょう。

アナ:花粉症って 夏、秋にもなるのですね。

山中: はい、突然発症することがあります。メロンなどで、のどイガイガしたら、もう始まってます。衛益顆粒をのみ始めて 早めに夏、秋 の花粉症対策をなさるのがいいでしょう。
   なってしまったら、症状緩和の漢方薬で少しは楽になります。
   ところで、先ほどのメロンアレルギーのお客様には、 衛益顆粒をおすすめして バリア機能を高めていただき、花粉という外邪が入ってこないようにして、外邪を追い払う目的の健康茶で うがいをおすすめしましたところ、しばらくしてから、「のど よくなりました」というお電話をいただきました。アレルギーの予防法など詳しいことはお近くのパンダのマークの長崎中医薬研究会の会員店へご相談下さい。
   
アナ:ありがとうございました。次回は9月13日水曜日、担当は小ヶ倉町小ヶ倉薬品
   円入利徳 さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会
   会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

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