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漢方健康日記 第260回 「夏ばて対策」

『漢方健康日記』原稿7月27日

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市の小ヶ倉薬品・円入利徳さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

円入:梅雨が明けて毎日厳しい暑さが続いていますね。
今日は、体がだるい・きつい・食欲不振などの症状が出る夏ばて対策についてです。
   
アナ:夏ばてされてる方私の周りにもいらっしゃいますね。夏ばては漢方でいうと
どんな状態なんでしょうか?

円入: 漢方では夏ばてを気陰両虚(きいんりょうきょ)と考えます。

アナ:気陰両虚(きいんりょうきょ)?

円入:はい、汗で体内の水分が失われると同時に体の元気も漏れ出てエネルギー不足に
なった状態のことを言います。
   また、夏場に汗でたくさんの水分が失われると血液が濃縮されて血液がドロドロに
なりますので全身に血液を送り出すポンプ役の心臓に負担がかかるようになって血行不良などの
症状も起き易くなります。

アナ:食事で気をつけたい点などは?

円入:はい、冷たくて甘い飲み物の飲みすぎには注意して下さい。胃腸は食べた物からエネルギーを
   作り出すところなので胃腸が冷えるとその働きが低下してしまいます。
   胃腸が冷えると飲んだ水分はポチャポチャ胃腸に溜まるだけですぐに体液に変わるわけではないのです。
   梅干などで塩分の補給を心がけて頂き、オーバーヒート気味になる心臓の熱は苦味で冷まします。
緑茶やゴーヤやスイカの白い部分などの苦味です。

アナ:普段の生活で気をつけたい点などは?

円入:シャワーは汗を流すだけで交感神経を緊張させて興奮状態になります。
ぬるめのお湯の入浴は副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。
神経の疲れを癒すには入浴してお湯に浸かることが大切だと思います。


アナ:夏ばてにはどんな漢方薬がありますか?

円入:はい、夏ばてで動けない、体がだるい、汗だくでぐったりする。そんな時に麦味参(ばくみさん)
という漢方薬がおすすめです。
空腹時にそのまま水と一緒に飲まれても良いですが、水に溶いて飲まれると甘みとほどよい酸味で
体液も潤い、気分もスーッとして朝夕1包ずつで疲れが癒され動く元気が出て来ます。
麦味参は心肺機能を高めてくれるのでスポーツ前に飲んでおくとぐったりなりにくくなります。
麦味参は虚弱体質、肉体疲労、胃腸虚弱、食欲不振などに1年を通して8才以上のお子様
からご高齢の方まで幅広くご使用頂ける漢方薬です。
冠元顆粒と一緒に飲まれると全身の血流がよりスムーズになるのでおススメです。
漢方薬は体質により異なりますので 詳しくはお近くのパンダマークの店頭でご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は8月10日 長崎市 朱雀薬局 三宅涼子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

| 季節の養生、食養生 | 13:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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