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漢方健康日記 第259回 「夏の胃腸を元気に!」

漢方健康日記 『夏の胃腸を元気に!』 7月13日 山中
実際の放送とは違う場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市 西山の山中薬局山中みちよさんにお話を伺います。今日はどのようなお話でしょうか?

山中:はい。蒸し暑さが続く夏は、胃腸の働きが低下する季節です。中医学では、胃、小腸、大腸などの消化器系をひっくるめて「脾胃」といいます。脾胃は、食べたものを消化吸収して、生命力の源となる「気(エネルギー)」や「血」を生む大切な臓器です。脾胃の調子が悪いと、おなかの調子が悪いだけでなく、頭は ぼーっとしますし、身体はだる〜くなります。 それで今日は脾胃を元気にして 夏を元気に過ごそうというお話をしたいと思います。  

アナ:夏はだる〜いですね。夏をたくさん楽しみたいのに、だるい状態で過ごすことになったらもったいない話ですね。

山中:そうですね。脾胃が健やかに働いて栄養をしっかり摂ることができれば、体の気や血も充実して、体力のある元気な身体を保つことができます。
   ところが、脾胃の働きが低下すると、体内の気や血は不足して、エネルギーや栄養が十分巡らず、慢性疲労、めまい、貧血、免疫力の低下などにもつながります。
   元気な 脾胃でしっかり栄養を摂ることが、健康の基本です。

アナ:では夏の胃腸を元気に保つためには どんなことを気がけたらいいのでしょうか?

山中:はい、では 胃腸のトラブルを 3つの タイプに分けて考えてみましょう。
食の不摂生タイプ   ⇔笋┘織ぅ廖   ´0瀋乙弱タイプ
   
   まず,痢”埓歙献織ぅ廖,諒は 脂っこい物や冷たいもの、水分を過剰にとってしまいがちなタイプ です。夏は湿度も高く、食べ過ぎや冷たい物を摂り過ぎると、胃腸の働きは低下します。水分をスムーズに処理できなくなって体内に「湿」がたまります。すると。胃の膨満感や、ムカムカと吐き気がしたり下痢、軟便気味になったりします。こういう時には、湿をさばいて消化を助ける、勝湿顆粒、晶三仙などをおすすめします。
   からだが重だるい時は主に勝湿顆粒を。食べ過ぎで持たれる時には晶三仙を。
   この晶三仙は、脂肪、炭水化物などの消化を助けてくれますので、食べ過ぎた  
   時にはほんとに、助かります。少し 酸味があり、さっぱりして、気分も
   よくなります。
   
アナ: 勝湿顆粒、晶三仙 心強い味方ですね。 では食べ物で 何かいいものが
    ありますか?

山中:湿気がたまりやすい方には 湿を取り除く梅干し、紫蘇、ハトムギ などをおすすめします。

アナ:昔から特に夏にはよく食べていたものには、ちゃんと夏バテ予防の意味があったのですね。
   
山中:そうですね〜。次は△痢[笋┘織ぅ廖 過剰な冷房や、冷たいものの摂り過ぎで、身体が冷え、脾胃の働きも弱くなって、腹痛や下痢になります。このタイプの方は、冷たい飲食などはひかえて 体内の陽気をまもりましょう。
   冷えた身体を温める ショウガ、山椒の実、ナツメグ、ネギ、みょうが、ニンニク、にらなどの香辛料を上手にとりいれましょう。
   冷えて 胃の痛みがある時は 開気丸を、おなかの冷えには人参湯、安中散を。
   身体の冷えには婦宝当帰膠、などがいいでしょう。

アナ:これからは意識していただくようにしましょう。
では の胃腸虚弱タイプの方には?

山中:普段から栄養を十分とることができないため、気血が 不足しがちです。脾胃が
   弱いままほおっておくと、夏バテしやすく、秋になっても回復しにくいです。
   このようなタイプの方は、日頃の養生を大切にして脾胃の働きを整えましょう。
   食欲不振、慢性的に胃腸が弱い、全身疲労感、息切れめまい、かぜひきやすい方
   には 健脾散、健胃顆粒、補中丸、衛益顆粒 などがよいでしょう。
   蒸し暑さが続く夏は、ちょっとした油断で「脾胃」のは働きが弱り、栄養が行きわたらず、夏バテになりやすくなっています。これくらい大丈夫と思わず、夏でも温かい食事飲み物を基本にして脾胃をいたわってあげたいものです。いずれの場合にも、快適な睡眠も大事です。
   詳しくはお近くのパンダのマークの長崎中医薬研究会の会員店へご相談下さい。
   
アナ:ありがとうございました。次回は7月27日水曜日、担当は小ヶ倉町小ヶ倉薬品
   円入利徳 さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会
   会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
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