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漢方健康日記 第253回 「周期調節法で妊娠力を高める体づくり」について


実際の放送とは違う場合があります。
『漢方健康日記』原稿3月9日

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市の小ヶ倉薬品・円入利徳さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

円入:周期調節法で妊娠力を高める体づくりについてです。
   日本で生まれる赤ちゃんは減り続けています。
お母さん一人が生む赤ちゃんは、1925年に約5人、1940年に約4人、1970年代が約2人、2014年には約1.4人にまで減ってしまいました。
その一方で不妊治療技術も進歩し、体外受精や顕微授精などの高度生殖医療で生まれる赤ちゃん
は年間約3万人にもなりました。
約30人に1人の赤ちゃんが高度生殖医療で生まれて来ると言われています。
   高度生殖医療とは、お母さんの子宮内から取り出した卵子を体外で受精させ、その受精卵を培養した後に子宮に戻す方法です。

アナ:30人に1人もですか。医療の進歩はすごいですね。

円入:はい、ただ高度生殖医療が必ずしも上手く行かない場合もあるそうです。
どんな場合かというと、良質の卵が採れない、培養した受精卵を戻してもお母さんの子宮に着床できない時です。
妊娠には、医療の技術と共にお父さんお母さんお二人の妊娠力も求められるということだと思います。
その妊娠力を高める体づくりをお手伝いするのに漢方では周期調節法というものがあります。

アナ:周期調節法? 始めて耳にしました。

円入: 周期調節法とは中国で1960年位前から考えられていたもので、南京中医薬大学付属病院の夏桂成(かけいせい)教授が第一人者と言われています。
月経のリズムに合わせて、月経期、低温期、排卵期、高温期の4つの時期に合わせて漢方薬を飲み分けて女性のホルモンバランスを整える方法です。
中国では不妊はもちろんのこと、さまざまな婦人科系のトラブルに幅広く用いられている周期調節法です。
自然妊娠もしやすくなりますし、体外受精の成功率も高めるお手伝いが出来ます。
排卵誘発剤による子宮内膜が薄くなるなどの副作用も軽減します。

アナ:なるほど周期調節法とは女性のホルモンバランスを整えるものなのですね。

円入:はい、具体的には、まず月経期を除く全周期に基礎薬の
婦宝当帰膠で疲れにくい元気な体を作ります。
月経期には不要になった赤ちゃんのベッドである子宮内膜の血液をキレイに排出する活血薬を使います。
低温期には卵巣内の卵子の成長を助ける、補腎陰薬を使います。
排卵期には、スムーズな排卵を促す活血薬を使います。
高温期には、受精卵が着床し、妊娠の継続を助ける補腎陽薬を使います。
ただしこの周期調節法は月経周期がある程度、正常な方が対象です。
無排卵などがある場合はある程度改善する漢方薬を使用してから周期調節法に移行することになります。

アナ:不妊は女性だけの問題なんですか?

円入:もちろん女性だけの問題ではありません。不妊の原因の半分は男性にあると言われます。
今の男性の精子の数は50年前の半分位にまで減少しているとも聞きます。
さらに男性も35歳を過ぎると精子も老化すると言われています。
生命エネルギーは男女共に腎に宿りますので腎の男性力を高める生薬として、「食用蟻」をおススメします。
蟻は自分の体重の400倍の物を持ち上げ、1700倍の物を引っ張ると言われています。
蛋白質や精液の原料となる亜鉛、さらにマグネシウムなどの微量元素が豊富に含まれ、古くから中国の
歴代の皇帝達が滋養強壮・強精食として食べて来たという歴史があります。今はサプリメントがあるので
簡単に取り入れることが出来ます
漢方薬は体質により異なりますので 詳しくはお近くのパンダマークの店頭でご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は3月23日 長崎市 朱雀薬局 三宅涼子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。

健康のご相談は店頭のパンダが目印の、長崎中医薬研究会会員店へどうぞ。

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このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。



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