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漢方健康日記 103回 尿漏れ
「漢方健康日記」原稿12月16日
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活習慣を見つめなおして健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。
担当は大村の山崎薬品 山崎京子さんです、宜しくお願いします。
さて、今日のお話は?
山崎先生

山崎:はい、今日は、これから寒さが厳しくなる時期は尿のトラブルに悩まされる方が多くなってきます。年末に向けて、なにかと忙しい毎日を快適にすごせるよう、今回は尿のトラブルのひとつである「尿もれ」についてお話をしたいと思います

アナ:寒さが厳しくなるとトイレの回数が増える事はありますが、
尿漏れのトラブルも多くなるのですか?

山崎: そうですね、トイレの回数が増えるだけでなく咳やくしゃみをしたときや、重い荷物を持った瞬間など力を入れたとき思わず、尿が出てしまうことなどが
多くなりますね。

アナ:なにが原因で尿漏れが起きてくるのですか

山崎:その原因は、年齢が高くなると、運動不足のために尿道を閉める力が低下したり女性の場合、特に妊娠、出産によって膀胱や子宮を支える筋肉がゆるんで、膀胱を圧迫して尿漏れが起きやすくなります。
男性の場合は前立腺肥大によるものが大きいです

アナ:尿漏れは中医学的にどんなに風に考えられているんですか?

山崎:そうですね 中医学では、尿漏れの症状は主に「膀胱」「腎」の問題と考えます。
膀胱は、尿を溜めて排泄する機能を持つ臓器です、「腎」は尿を生成する臓器で、体内の水分代謝も担っています。この2つの臓器が協力し合い排泄をコントロールしていますので、膀胱や腎の働きが弱くなると、尿漏れなどのトラブルが起きるのです。

アナ:膀胱と腎が深く関わっているのですね。

山崎:そうですね、膀胱と腎の機能を高めることが基本です
でも、胃や消化器の働きが弱ると、栄養不足から膀胱や腎の機能が低下するだけでなく、骨盤内の臓器を支える筋肉がゆるみ内臓が下がって膀胱や尿道が圧迫され尿漏れをおこしますので
胃と消化器の機能を高め、基本的な体力を養うようにしてください

アナ:腎と膀胱だけでなく、胃腸の働きも深い関わりがあるのですね

山崎:そうですね、胃腸が弱いと、栄養の吸収や全身を養う力が弱るので、内臓を定まった位置に支える機能も弱り、内臓下垂につながります
又 腎の機能を高めることは体全体の老化予防につながります。
冷え性の方は寒さの影響を強く受け、尿漏れを起こしやすくなりますので特に膀胱や下腹部、腰などは腹巻やカイロでしっかり温めるようにしてください。

アナ:基本的には、腎と膀胱の機能を高め、胃腸の働きをよくすることなのですね

山崎:そうですね、又尿のトラブルは精神的な負担が大きいので気持ちをゆったり、ストレスを溜めず、気楽に過ごしください

アナ:よく使われる漢方としてどんなものを服用したらよいですか
 
山崎:はい、胃腸の働きが弱い方は麦味参顆粒や星火健脾散などをつかいます
腎の機能が低下した方には、海精宝、参馬補腎丸などを   
冷え症の方は、婦宝当帰膠や牛車腎気丸などを使います

アナ:日常生活にどんな食べ物を取り入れたらよいですか?

山崎:胃腸の弱い方には、もち米、鶏の肝などを食べるといいですね
腎の機能が低下した方には、山芋、くるみ、ごま、ニラ、など冷え症の方は、ショウガ、ネギ、ニンニクなどがお勧めです
尿漏れのタイプを知って、日頃の養生と予防を心がけましょう

アナ:ありがとうございました。今日のお話は山崎薬品 山崎京子さんでした。
来週は 「冷え」について 長崎市の藤村薬局 藤村智代さんです                       
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お問い合わせは日本中薬研究会事務局、東京03−3273−8891
もしくは長崎中医薬研究ホームページや漢方健康日記のブログを
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| ヒロさん・圭の聞いてモーニング | 11:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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