漢方健康日記 第243回 「春は目の強化をしましょう」
実際の放送とは違いがある場合があります。

アナ:漢方健康日記 このコーナーは漢方を通じて、皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめ直して、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は島原市広馬場町のしまばら薬局の織田堅一郎(おだけんいちろう)さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は。

織田:はい、今日は『春は目の強化をしましょう』という話です。

アナ:『目の強化』ですか?

織田:はい、『目』です。顔についている『目』です。物を『見る』ために必要な『目』ですね。

アナ:あの、『目』と『春』は何か関係があるのですか?

織田:あのですね、漢方の考え方では昔から「春は目に影響が出やすい時期だから春は目の養生に気をつけましょうね」と言われているんです。

アナ:何で「春は目に影響が出やすい」んですか?

織田:花粉が飛ぶようになるので、「目がかゆい」、「目が痛む」、「涙が出る」という方が増えるのはもちろんですが、「目が熱い」、「目がいつもよりかすむ」、「物が見にくい」、「充血がひどい」、「疲れる〜!」っという方が店頭で明らかに増えますよ。菊野さん、そういうことないですか?

アナ:そういえば、春先にいつも目薬を買っているような…。

織田:「五行説」っていう漢方の基本的考え方には、「春は五臓六腑の『肝』に配当される季節だ」という考え方があるんです。『肝』というのは、『肝臓』の『肝』と書くんですけどね、『肝臓』だけを指しているんじゃないんです。漢方で『肝』といえば、現代医学で言う「『肝臓』、『胆のう』、『自律神経』を総称したもの」と考えてもらえれば良いと思います。その『肝』という臓器(まあ、この場合、主に『肝臓』と考えてもらってもいいんですが)は、春になると「活発に働く」ようになるんです。
アナ:春は『肝』の働きが活発になるのですね。それがなぜ『目』に関係するんですか?

織田:まあ、話を続けましょう。そしてね、「肝は目に開く」と言われているんです。これは「『肝』という内臓の調子が『目』に影響を与える」ということです。
今、言ったように『肝』という臓器は春になると「活発に働く」ようになります。だから本来は『肝』の働きである体の「解毒機能」や「再構築機能」が高まって体が元気になるはずなんですね。しかし、現代はストレスや食生活の乱れによって『肝(肝臓)』が疲れている方が多いんです。すると逆に『肝(肝臓)』に負担がかかって、体の調子を崩しちゃうんです。「体は疲れているのに、気持ちだけ高まって無理しちゃう」ということあるじゃないですか、それと同じ状態になっちゃうんですね。

アナ:なるほど。

織田:ちょっと分かりにくいかもしれませんが…、とにかく「春は目が疲れやすい時期だ」と覚えておいてください。でも逆に考えれば「春は目を強化しやすい時期」とも言えますね。「『肝』の疲れをとって、十分に働けるようにしておけば」、目を強くするのに、これほど良い季節はありません。

アナ:春の『目』の強化、『肝』の強化、漢方で何とかできますか?

織田:そうですね…、「目に良い漢方」って言ったら、「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」という処方が有名ですが、人に合う漢方はそれぞれ違います。これこそ「長崎中医薬研究会」のお店でご相談されてください。ピッタリの漢方が必ず見つかります。「目がとにかく疲れる」、「目が痛い」、「充血が気になる」、「かすむ」、「かゆい」、その他、「目の症状」でお悩みの方、漢方って本当に効きますよ!

アナ:力入ってますね〜。

織田:入ります!マジでおすすめだから。
まあ今回は、「春の養生法」で心がけておくべきことを紹介しましょう。

アナ:ほう、「養生法の要点」ですね、どんなことでしょうか?

織田:漢方養生学のバイブルである「黄帝内経」には春の養生法として「少々の夜更かしはかまわないが、朝は早く起きる。朝、庭をゆったりと散歩し、髪結いをほぐして、体をのびのびと動かす」と書かれています。春は木の芽が吹き出し、大地がのびのびと動き出す時期です。人間も「自然の一部」なので、のびのびと伸びるべきです。精神的にも細かいことは気にせず、「まあいいか」的な感覚で、日々をとにかく「楽しく」生きる、これが春の養生法の要点でしょう!

アナ:なるほど、なんか楽しくなってきますね!

織田:食べ物としては、「『酸味のある物』が『肝』の働きを助ける」と言われています。酢の物や梅ぼし、苺、レモン、オレンジ、ゆず、トマトなどいかがでしょうか?もちろん、緑黄色野菜や新鮮なお肉、海藻類や貝類などの海の物、キノコ、ナッツ類などもしっかり摂りましょう。でも、「食べ過ぎ」は厳禁ですよ!現代的には「添加物」も『肝』に負担をかけますので注意です。ここらあたりもお話ししたいことがいっぱいあるのですが…。

アナ:まあ、とにかく「長崎中医薬研究会のお店に行って聞いてくれ」ということですね!

織田:そうですね!お店に来ていただければ、春にぴったりの「漢方茶」などもご馳走できます。楽しく「健康」についてのお話をしましょう!

アナ:有難うございました。
次回の放送は3月14日水曜日 佐世保市浜田町のあいおい薬局 山口夏実さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会会員店へどうぞ。
お問い合わせは、長崎中医薬研究会ホームページをご覧いただくか、「漢方健康日記」でご検索ください。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

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漢方健康日記 第287回 「秋に向けての養生法」のお話
『漢方健康日記』原稿9月27日
実際の放送とは違いがある場合があります。
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市滑石の朱雀薬局三宅涼子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

三宅:はい。今日は、秋に向けての養生法をお話しようと思います。
夏の間の大量の発汗、冷房による皮膚の負担、暑さによる睡眠不足等の夏の消耗は体内の潤い不足を招きますし、夏の間の冷たいものの摂り過ぎや暴飲暴食で消化器系が弱ると、栄養がしっかり摂れず、エネルギーや潤い成分、血液を生みだす力が低下し身体の潤いも不足しています。中医学では現在の体調は1つ前の季節の養生によって作られるものと考えています。

アナ:夏のダメージが秋の体調に影響してくるのですね。

三宅:はい。秋は乾燥が気になる季節ですから、夏の間に潤い不足になる事は乾燥からの影響を受けやすくなるのです。秋は特に潤い不足が乾燥トラブルの原因になり口や鼻、皮膚の乾燥、それに伴うかゆみ、ドライアイ、腸の乾燥による便秘といった症状も出てきます。

アナ:では、秋に向けて夏のダメージから回復させるのに、おすすめの漢方薬はありますか。

三宅:皮膚の乾燥や痒みには潤いやエネルギーも補ってくれる婦宝当帰膠や麦味参顆粒   
  など、サージという果実のオイルも良いですね。腸の乾燥による便秘には熱を冷まし潤いをつけます。漢方も良いでしょうし、ドライアイには「飲む目薬」と言われ杞菊地黄丸などもオススメです。又、消化器の不調には健脾散や健胃顆粒などもお役に 
  立ちます。会員店で尋ねられると症状に合わせてアドバイスを受けることができま
  すよ。

アナ:この他に日常的なことで気をつけることがありますか。
 
三宅:毎日の睡眠は潤いを保つための大切な時間です。早寝早起きを心がけ十分な睡眠をとりましょう。人の身体は水分だけでなく血液によっても潤っているため、水分ばかりを摂るよりも潤いの多い、血液を作る御手伝いもできる食材を選んでしっかり栄養を摂る方が効果的です。
   塩分の摂り過ぎも乾燥につながるのでダシの風味を生かして薄味料理を心がけましょう。また目の使い過ぎにも注意しましょう。

アナ:具体的なおすすめ食材はありますか?

三:山芋は潤いをアップさせるのと同時に消化力もうながします。
  ほかに、体の潤いを増すものには連根や銀杏があります。また、梨やブドウ、カキ
  など旬な果物で身体に欠けた潤いを補うのも良いですし、白キクラゲや白ごま、
  ハチミツもオススメです。ドライアイには、クコの実、ブルーベリー、人参。
  腸の乾燥からくる便秘にはバナナ、キウイフルーツ、白菜も良いと思います。

アナ:今から秋に向けて、食事や生活習慣に気をつけるのも大切なんですね。

三:そうですね。毎日の生活の中でのちょっとした工夫で秋の乾燥から身体を守れるの
  と同時に夏バテからの回復も早いですよ。

アナ:ありがとうございました。次回10月11日水曜日、担当は長崎市東古川町、漢方松風堂の太田玲子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
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| 季節の養生、食養生 | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第285回 「夏から秋のアレルギーにつながるお話」について

『漢方健康日記』夏秋アレルギー  2017.0823
実際の放送とは異なる場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。今日は長崎市 西山の山中薬局山中みちよさんにお話を伺います。今日はどのようなお話でしょうか?

山中:はい。先達てご相談のお客様の質問からですが 夏から 秋のアレルギーにつながるお話です。「ひと月ほど前のことですが、メロンを食べた後、のどが イガイガしてそれが とれません。以前も時々なっていたのですが、その時はイソジンうがい薬でうがいするとすぐよくなっていました。イソジンうがい薬を 持ってなかったのでお茶や水でうがいしましたがとれません。どうしたらいいでしょうか?」 と質問されました。

アナ:のどのイガイガ アレルギーですか? 長引くとつらいでしょうね。
  
山中:そうですね。ところでこの方は、非結核性抗酸菌症(+)と気管支拡張症で、肺に炎症があると言われ抗生物質などを服用されてる方です。漢方を1年ほど続けられ、抗生物質、西洋薬の量が減って 少しずつよくなられてきたところですが、もともと 肺と胃腸が弱い方です。
   ところで 果物や野菜を食べて、口・のど・唇の痒みやピリピリ感などのアレルギー症状がおこる人がいます。これは 口腔アレルギー症候群といわれ、花粉と食べ物に存在する(蛋白構造)が共通のアレルゲンによる食べ物アレルギーの
   一種です。
   
アナ:やさい、くだものなども アレルギーの原因になることがあるのですね。

山中: はい、そして 困ったことに 果物でアレルギーが出る場合は、別の植物の花粉症とも関係があることがあります。そのわけは
   別の植物の花粉症の原因となる花粉と、ある果物などが 似た蛋白構造を持っているためです。
    アレルギーは、ふつう 抗原は一つなのですが、この花粉症の人では合併することがあります。たとえば
   キク科の ブタクサ花粉症の人は、 ウリ科の (メロン、スイカ、キュウリなど)、を食べた時、そして ヨモギ花粉症の人は セリ科の( ニンジンや セロリなど)、を食べた時、 口腔アレルギー をおこすことがあります。ので 
   おかしいと感じたら 食べるのをやめて下さい。。
   その中でも、特に注目されるのは、ブタクサが原因となる花粉症です。この場合は、メロンアレルギーを起こしやすくなっています。メロンアレルギーの方は 
   夏〜秋にかけてのブタクサ花粉に反応しますのですぐに 対策が必要です。

アナ: 似たものでも反応することがあるのですね。
   アレルギーが発症しないように予防できる漢方薬ってありますか?

山中:はい、ここで ちょっとアレルギーを漢方で考える お話しをさせて頂きます。
   漢方では体の外から侵入して、身体に悪さをするものを外邪とよびます。
   ここではアレルゲンのことです。花粉症やアレルギー性鼻炎は、鼻や目、のど
   などに症状がみられるため、風邪とよばれるタイプの侵入と考えられます。風邪は、身体の上部に様々な症状をひきおこします。
   一方 衛気は(衛る気と書いて 身体を守る抵抗力のようなもので)、身体の表面(鼻やのどの粘膜、皮膚など)にバリアのように存在し、外邪の侵入を防いでいます。
   体内の衛気が不足すると花粉などの外邪が身体に入り込みやすくなり、鼻水や
   くしゃみ、目のかゆみといったアレルギー症状が現れるのです。体内の衛気を
   十分に養って身体の抵抗力を高める事で、症状の緩和が期待できます。
   
   春のスギ花粉症体質の方は、予防のため、衛益顆粒を服用してしっかりバリア機能を高めて、抗原となるスギ花粉が体内に入ってこないように、ガードしてます。花粉症は 春だけではありません。たとえば メロンアレルギーの方は ブタクサ花粉を抗原と認識してます。なるべく抗原となるものに近づかないようにしましょう。もし、でくわしたら、屏風を立てて身を守ると言われている漢方薬の衛益顆粒を早めに服用してアレルギーを防ぎましょう。

アナ:花粉症って 夏、秋にもなるのですね。

山中: はい、突然発症することがあります。メロンなどで、のどイガイガしたら、もう始まってます。衛益顆粒をのみ始めて 早めに夏、秋 の花粉症対策をなさるのがいいでしょう。
   なってしまったら、症状緩和の漢方薬で少しは楽になります。
   ところで、先ほどのメロンアレルギーのお客様には、 衛益顆粒をおすすめして バリア機能を高めていただき、花粉という外邪が入ってこないようにして、外邪を追い払う目的の健康茶で うがいをおすすめしましたところ、しばらくしてから、「のど よくなりました」というお電話をいただきました。アレルギーの予防法など詳しいことはお近くのパンダのマークの長崎中医薬研究会の会員店へご相談下さい。
   
アナ:ありがとうございました。次回は9月13日水曜日、担当は小ヶ倉町小ヶ倉薬品
   円入利徳 さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会
   会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

| 季節の養生、食養生 | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第282回 「暑さに備える身体の夏対策について


実際の放送とは異なる場合があります
漢方健康日記原稿7月12日山崎

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は 大村市西三城町の山崎薬品山崎京子さんにお話を伺います。さて、今日はどのようなお話でしょうか?

山崎:はい、今日は暑さに備える身体の夏対策についてお話をしたいと思います。真夏に向けて気温がぐんぐん上昇し身体が暑さに慣れなくて熱中症にかかる人も多くなります。本格的な暑さに備え今から夏の養生をしっかりしていきたいですね。
 
アナ:夏の養生対策としてどんな事に気を付けたらいいでしょうか?

山崎:夏は血液の巡りが盛んになり、心臓が活発に働く季節です、暑さで沢山の汗をかくと体内の水分やエネルギーを消耗し血が濃縮してドロドロ血になりやすく
心臓に負担がかかり疲労を招きやすいです。

アナ:心臓に負担がかかるとからだにどんな症状がでますか?

山崎:まず、症状として動悸や息切れ、不整脈、疲労感といった不調が起こりやすくなります、心臓の働きが弱くなると、脳に十分な血液、栄養が送られず頭がぼーっとするなど症状が現れます。生活習慣病である高血圧、狭心症、動脈硬化などの人は特に注意が必要です。
もう一つ大切なことは胃腸は余分な水分や冷えに弱く食欲不振や消化不良を起こしやすいので体内にこもった過剰な熱と余分な水分、老廃物を上手く取り除くことです。身体にこもった過剰な熱は、熱中症やイライラ、不眠を招きやすく、体力や精神を消耗し夏バテの原因になりやすいです。

アナ:夏バテをおこさないためには、胃腸(消化器)も元気にしなくてはいけないんですね。
山崎:はい、夏は体力を消耗しやすい時期なので夏でも温かい食事や飲み物を心がけ、揚げ物や辛いものは控えめに胃腸(消化器)をいたわり十分に栄養をとることが大切です。

アナ:夏はどうしても食欲が落ち、食事も偏りますよね。どのようなことに注意したらいいでしょうか?

山崎:そうですよね、基本は温かいもの、生のものや冷たいものは控えめにし、身体が消耗しないように、睡眠も十分にとることが大切です。又大量の汗をかくと身体に必要な水分、エネルギーまで消耗し動悸、息切れ、疲労感、皮膚の乾燥、便秘などの症状を起こりやすくなります。血も濃くドロドロの血になり、動悸、胸が苦しい、不整脈、頭痛、物忘れ、手足のしびれの症状が現れます、食事ポイントは血をサラサラにする、玉ねぎ、ラッキョウ、シナモン、昆布、わかめ、赤ワインなどがいいですね。潤い不足で汗の流失を防ぐ食べ物としては、レモン、梅、トマト、いちごなどです又熱がこもり、顔が赤く、ほてり、口が渇く、冷たいものをよく飲む、イライラ、怒りっぽい、不眠、舌が赤いなどの症状がでやすい方は、食べ物として、精神を安定させる、かき、ゆりの根、身体の熱を冷ます、すいか、きゅうり、冬瓜、レンコン、緑茶などですがいいですね。

アナ:では、よく使われる漢方薬や健康食品はどんなものがありますか?

山崎:はい、体力不足や過労、汗を多くかく野外での作業やスポーツをする方は麦味参顆粒、西洋人参などが使われます。血流が悪く生活習慣病の高血圧、狭心症、動脈硬化症方は冠元顆粒、田七人参などがいいですね、
又ストレスの多い方で 情緒不安定、ねつきが悪い人は 天王補心丹、温胆湯などを使います。夏はエアコンに頼り過ぎず、夏の冷え対策も忘れずにしたいものです。
ご相談はその方の体調に合わせて一人一人対応がことなりますので、詳しくはお近くのパンダのマークの長崎中医薬研究会の会員店へご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は7月26日木曜日、担当は長与町の龍虎堂薬局   夏苅和子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会 会員店へどうぞ。詳しくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
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| 季節の養生、食養生 | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第279回 「からだの湿気を取り除いてスッキリ元気で過ごす」について

漢方健康日記 原稿 H29年5月24日 太田 
実際の放送とは異なる場合があります
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめ直して、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。今日は長崎市東古川町漢方松風堂の太田玲子さんにお話を伺います。今日はどのようはお話でしょうか?

太田:今日は梅雨でも「からだの湿気を取り除いてスッキリ元気で過ごす」
中医学の知恵について少しお話したいと思います。
   もうすぐ梅雨の季節に入ります。湿気の多い梅雨どきは、部屋の中の空気も重苦しく澱みがちで、カビ等の真菌や細菌類の繁殖が盛んになります。
肺炎、喘息、水虫など感染性疾患を発症しやすい自然環境です。

アナ:梅雨になると、頭が重いとかだるい感じがすることがあります。

太田:梅雨の季節で外気のジメジメした環境では体の中の湿気が発散されにくく、体内
に湿(病理的な水分)がたまりやすく生理活動や新陳代謝に影響を及ぼして、抵抗力が下がり、体調がくずれやすくなり、気分がすっきりしない、全身がけだるい、などの症状が出てきます。
胃腸の消化機能が低下するため、水分代謝も悪くなり痰湿が溜まって、食欲不振、腹部膨満感や下痢になりやすく、又湿気で空気の流れが悪くなり、身体の中では気血津液の流れも停滞しがちになるので、憂鬱な気分になったり、気がめぐらず痰湿が頭に溜まると頭痛・頭重が起こります。

外からの湿気で冷えると、血行不良となり浮腫みやすく、神経痛や関節痛、だるさをひきおこします。
雨の日や湿度が高い日は、発汗がうまく出来ないので、汗がジトジト、皮膚はジメジメして痒みを伴い分泌物が多くなるなど皮膚が不安定な状態になります。
皮膚が弱い人・皮膚の慢性疾患がある人などは、この時期は特に注意してケアして下さい。

アナ:梅雨の時期は、外も体内も余分の水分が溜まりいろんな体調が出るのですね。
   対策としては如何したら良いでしょう。

太田:湿をためないコツは、湿気に晒されないように注意するのが基本です。
   晴れ間をみつけて部屋を換気し、生活環境を乾燥させるように心がけ。
   一日中じっとしていると、体の中に老廃物がたまり発散されません。軽い運動で体を動かして汗をかき、体の代謝を良くしましょう、
食養生としては、冷たい飲食物や脂っこい物,甘い物を取りすぎると胃腸の働きが低下し、水分代謝異常をおこします。なるべく温かいもの香りの良いものを食べましょう。
予防としては、晶三仙や五行草などの健康茶もおすすめです。
食材としては、芳香発散性の生姜・葱・玉ねぎ・みょうが・らっきょう・紫蘇・はとむぎ・とうもろこし・緑豆・山芋・梅干など取り入れてください。

アナ:漢方薬ではどのようなものを使いますか。

太田:胃腸の除湿機、代表薬の漢方薬「勝湿顆粒」を良く使います。
   爽やかな香りの生薬と体内の水はけを良くする生薬を配合した勝湿顆粒は、胃腸を整え水分代謝を改善して、重だるい体をカラット、スッキリしてくれます。
   吐き気下痢など胃腸にくる夏風邪に良く、子供さんにも飲み易いです。
   頭痛には頂調顆粒をプラスして使います。   
湿邪で気の流れが停滞しがちになり気がはれない憂鬱気分には、逍遥丸、開気丸、健胃顆粒などで補気、理気、利湿して気の流れを良くしていきます。
   
元気な方も色々持病がある方も食事・生活環境整え、予防の漢方薬で湿対策し
   梅雨から夏へと元気に過ごしていきましょう。

アナ:有難うございました。次回は6月14日島原市広馬場町しまばら薬局織田堅一郎さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会会員店でどうぞ。お問い合わせは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
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漢方健康日記 第275回 「春の養生」について


『漢方健康日記』原稿3月22日
実際の放送とは異なる場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な
くらしのお手伝いをしようというものです。担当は長崎市元船町の藤村薬局本店 藤村望さんです。宜しくお願いします。今日のお話は?

藤村:今日は春の養生についてお話をしたいと思います。 春は三寒四温という不安定な気候で自律神経のバランスが崩れやすくなります。
  季節の変わり目でもあり、春は昔から木の芽時と言われて心身のバランスが崩れやすい季節と言われています。気温も少しずつ暖かくなって過ごしやすいのですが急な気温の変化や環境の変化によって体を壊す方が多いようです。
中医学では自然界と人間は関係が深いと言われており、春と言う季節は「肝」に属します。

アナ:「肝」ですか?それは「肝臓」のことですか?

藤村:「肝臓」も含みますが中医学のとらえ方ではもっと大きく自律神経の働きまで関係すると考えられています。「肝」は血液を貯蔵し、血液の流れと身体全体の働きを調節している臓器です。
  また、肝はストレスによる影響を受け易い臓器でもあります。
  ストレスを受ける事で血液を消耗し、血流も悪くなります。そうすると、「肝」と経絡で繋がっている「目」や、支配する「筋」にも影響がでてきます。そのため眼の疲れ、視力低下、ドライアイ、足のつりなどが症状として現れます。また、肝は春にぐんぐん育つ草木のようにのびのびとした状態を好みます。なのでストレスを受けると機能が低下し イライラや憂うつと精神の不安定にも繋がります

アナ:目と筋は『肝』で繋がっているのですね。

藤村:はい、春はストレスに弱かったり、目の不調が起こりやすかったりします。そこで、今回は、目や筋を養ってくれて、ストレスを緩和してくれる漢方薬をいくつか紹介します。特に現代はパソコンを多く使うようになり、ドライアイ、眼の疲れを訴える方が多くなってきています。

アナ 毎日の生活で仕事でも、家でもパソコンの前に座る事が多くなりましたね、目が疲れた時に使う漢方薬もあるのですか?

藤村:目の疲れや視力低下、ドライアイの改善・老化防止に「飲む目薬」と呼ばれている目を養う漢方薬、杞菊地黄丸というのがあります。また、菊の花のエキスに菊の花の微粉末を加えた、手軽に飲めるハーブティーで菊花茶があります。お湯に溶かして香りを楽しみながら、心身をリラックスさせる事ができます。

アナ:杞菊地黄丸と菊花茶は一緒に使えるのですか?

藤村:もちろん、一緒にお使いいただけます。菊花茶はお茶代わりに、杞菊地黄丸は、健康維持や老化防止に使います。
  60代の女性で杞菊地黄丸を健康維持で飲まれている方がいらっしゃいますが
  大きく体調を崩さなくなったと継続されておられます。
  別の方で40代の女性は、なかなか体が立ち上がらず家から出ることが出来ないと言われて 杞菊地黄丸の顆粒タイプを飲まれています。顔色も良くなり少しずつ体調が改善してきたと言われています。現在は血を増やす婦宝当帰膠と一緒に服用されています。
また、春と言えば入学や就職、転勤などストレスを受け易い時期です。ストレスを緩和して、気の巡りを良くする漢方薬・逍遥丸や開気丸もお勧めです。
食の養生としては肝血を補う、緑の濃い野菜を取り入れるように心がけると良いでしょう。また
肝の働きを整えるものはカツオ・あわび・わかめ・シジミ。香りの良いものはストレスを発散させる効果も期待できます。ミント・三つ葉・春菊・柑橘類などその他香りのあるものを心がけて取りましょう。

症状にあわせて養生法や漢方薬も変わってきますので、是非長崎中医薬研究会の会員店でご相談ください。


アナ:ありがとうございました。次回の放送は4月12日 長崎市西山 山中薬局 
山中みちよさんです。
   健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店、
   もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

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漢方健康日記 第271回 「健康で長生きするために最も大切な食」について
漢方健康日記 原稿 H29年1月25日 織田
実際の放送と異なる場合もございます。

アナ:漢方健康日記 このコーナーは漢方を通じて、皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめ直して、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は島原市広馬場町のしまばら薬局の織田堅一郎(おだけんいちろう)さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は。

織田:はい、あの、全然関係ないんですが、じつは今日は私の誕生日なんですね。

アナ:あら!おめでとうございます!!お聞きしても良いのかな…?お幾つになられました?

織田:45歳です。早いものですね、この前まで学生だったような気がしますが、その学生からみたら、もうと言われる年になっちゃったんですね…。
  
アナ:う〜ん、

織田:でも、100歳まで生きるとすると、まだ半分もいってないんですね!そう考えると「まだまだやるぞ〜!」と気力が湧いてきます!生涯現役、明るく楽しくが私の目標です。そのためにも漢方を勉強しています!!
   
アナ:なるほど!「生涯現役、明るく楽しく」を漢方で実現ということですね!私も勉強させていただきます!

織田:ところで健康で長生きするために、もっとも大切なことって何か分かりますか?

アナ:う〜ん、そういきなり言われると…食事とか運動ですか?

織田:すばらしい!そう、「食」に関することです。「食べ過ぎない」ということです。
  
アナ:「腹八分で医者いらず」と以前教えていただきましたもんね!

織田:「腹八分で医者いらず、腹六分目で老いを忘れる」、これ本当のことですよ。アメリカのウィスコンシン国立霊長類研究センターでの20年間にもおよぶ有名な実験があるのですが、カロリーを30%制限されたアカゲザルは、普通食を与えたサルに比べて、年をとっても毛並みもキレイで動きも俊敏、しかもガンや糖尿病、心臓病や脳委縮などの病気になる確率が非常に低いんです。
   
アナ:はい。

織田:世界の長寿国と言われる国で、100歳を過ぎても現役で働いている人たちは、例外なく少食です。日本でも100歳以上で運動をこなすような元気なお年寄りは、皆、若いころから少食だという調査結果があるようです。

アナ:なるほど、そうですね、私もつい食べ過ぎちゃいます…今日から注意しないと…

織田:ただ、注意していただきたいのは「食べなさすぎ」も危ないということです。今は食品自体の栄養が不足していると言われています。野菜に含まれるビタミンやミネラルなんて30年前に比べると1/3から1/5になっちゃってるようですよ。しかも添加物もてんこ盛り!添加物の中には、腸を弱らせると言われているものもあります。ヘタすると栄養失調に陥りますよ。

アナ:「食べ過ぎはダメ」、「食べなさ過ぎもダメ」、難しいですね…^^;

織田:食べ物自体にも注意を配ることが必要ですが、『脾』の働きを高めて、栄養素をしっかり吸収できるようにすることも大切です。
  
アナ:『脾』の働きを高める!『脾』って「胃腸」のことだったですよね。

織田:さすがですね!『脾』とは中医学で、「胃腸」を表す言葉です。湿度が高い島国に住んでいる日本人は、もともと『脾』が弱い人たちが多いようです。『脾』の働きを高め、少食にした時でも、しっかりと栄養素を吸収できるようにしておくことが大切ですね!
   
アナ:なるほど!何かおすすめの漢方はありますか?

織田:『脾』の働きを助ける漢方は色々ありますが、やっぱりおすすめは「晶三仙」です。晶三仙には「サンザシ、麦芽、神麹(しんきく)」という三つの生薬が含まれています。サンザシには脂肪の消化を助け胃腸全体の働きを高める作用があります。神麹(しんきく)というのは、小麦粉、麹、小豆の粉末などを混ぜ合わせて発酵させたもので、麦芽とともに米や麺類、パンなどの炭水化物の消化を助けます。
『脾』を元気にし、食べた脂肪やタンパク質、糖分をしっかりと消化吸収して、体に栄養と活力を与える、それが晶三仙です!味も酸味がありさっぱりしていて美味しいですよ!

アナ:いいですね、私もさっそく試してみます!

織田:私もね、今日は食べ過ぎてしまうかもしれませんが^^; 、しっかり晶三仙を飲んで明日はスッキリ仕事をしたいと思います!

アナ:有り難うございます。
次回の放送は2月8日水曜日 佐世保市浜田町のあいおい薬局 山口圭子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会会員店へどうぞ。
お問い合わせは、長崎中医薬研究会ホームページをご覧いただくか、「漢方健康日記」でご検索ください。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
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漢方健康日記 第264回 「秋の養生」について
漢方健康日記 H28年9月28日 「秋の養生」について
実際の放送とは違う場合があります

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は佐世保市浜田町のあいおい薬局山口圭子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

山口:今日は「秋の養生」についてお話しようと思います。今年は猛暑が続き、やっと最近過ごしやすくなったのに、なんとなく体が怠いとかすっきりしないと感じていらっしゃるかたも多いのではないでしょうか。秋は乾燥の季節。中医学では体の外側と内側からの乾燥の影響をうけることで、体の不調をおこすと考えられています。 

アナ:体の外側の乾燥は空気が乾燥することと関係があるのだろうと想像がつきますが体の内側の乾燥とは?

山口:体の内側の乾燥とは、夏の大量の発汗と食欲不振によって潤いのもととなる血液や水分が不足しがちになり体内が乾燥状態になることです。体内の潤い不足は ドロドロ血液の原因にもなり血行障害や不整脈、胸痛などにもつながりますので注意が必要です。また、体の外側の乾燥とは空気の乾燥が体に入り込むことで疲労感や息切れ、咳や風邪、皮膚の乾燥や痒みなどの体の不調が出てくることです。

アナ: 夏の過ごし方が秋にも影響してくるのですね。ではどのように乾燥対策するとよいですか?

山口:症状に合わせた養生が必要です。まずは潤い不足で血液がドロドロになって(心臓の)「心」に負担がかかり動悸や胸が息苦しい、不整脈や舌の色が紫がかっているなどの症状があるタイプ。このような症状が気になる方は、体内の血液や水分を養いながら、血液をサラサラにして血行を良くすることが必要です。食べ物ではらっきょうや玉ねぎ、納豆など、漢方では麦味参顆粒や冠元顆粒などがお勧めです。冬に向かい気温が下がり寒くなると心(しん)の症状がでやすくなりますので、秋のうちに整えておきましょう。

アナ:空気が乾燥するとのどがイガイガして咳がでることもありますよね。

山口:そうですね。「肺」は「潤いを好み乾燥を嫌う」臓器で乾燥によるダメージをうけやすいとされています。そのため乾燥した空気が入り込むと咳や喉の不調といった症状が出やすくなります。また肺は中医学では免疫機能を高める働きも担っていると考えられているので、乾燥で肺の機能が低下すると風邪をひきやすくなることもあります。このような症状の方は肺を潤す梨や大根、蓮根、柑橘類や銀杏など。漢方では麦味参顆粒や潤肺糖漿、衛益顆粒などがおすすめです。
 また肺は水分代謝の調節機能をもち皮膚に潤いを届ける機能も担っていますので、肺のダメージにより皮膚の乾燥やかゆみがおこりやすくなります。肺のダメージでけでなく、夏の消耗が原因で血液や水分が不足していると、全身に潤いを与えることができないため皮膚だけでなく髪の毛もぱさついてしまうことがあります。
 皮膚の乾燥やざらつき、かゆみが気になる方は皮膚を潤す食材、豚足や手羽先、オリーブ油やりんごなど。サージオイルの入った食品や漢方では婦宝当帰膠などがおすすめです。
   
アナ:内側が乾燥していると外からの乾燥の影響もうけやすいんですね。

山口:そうですね。いずれの場合も潤いや血液のもとになる栄養を吸収して、それを全身に運ぶエネルギーを作るもとになる胃腸の働きを整えることが基本です。
 乾燥するからといって水分をとればよいということではなく、潤いの多い食材、例えば白きくらげやごま、はちみつ、エネルギーを補う山芋やかぼちゃなどを食事にとりいれるなども秋の食養生の一つです。
 また、早寝早起き、上手にストレスを発散させる、乾燥を防ぐために保湿性の高い石けんを選び皮膚を守る、クリームなどを上手につかうなども生活上の養生です。
 中医学では人間も自然の一部であるという考えから、季節ごとの養生を大切に考えます。体質によっては季節の影響を受けやすい方もいらっしゃると思いますので、体質を整え、症状を改善、予防したいなどのご相談はパンダのマークの長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。


アナ:ありがとうございました。次回は10月12日水曜日、担当は大村市西三城町、山崎薬品の山崎京子さんです。
   健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
   もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
   このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
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漢方健康日記 第261回 「夏は心臓に負担がかかりやすい季節」
『漢方健康日記』原稿8月10日
実際の放送とは違う場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市の朱雀薬局・三宅涼子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

三宅:はい。夏と言えば、暑さや冷たい物の摂り過ぎなどの胃腸対策が上げられますが、
   実は「心臓」にも負担がかかりやすい季節でもあります。

アナ:心臓は夏と関係が深いのですね。負担がかかるとどの様な症状が出やすいのですか?

三宅: 夏には身体の熱を発散させる為に発汗は大切ですが、大量の汗をかくと必要な「水分」や「エネルギー」を消耗して動悸、息切れだけでなく、意識がボーっとするなどの症状が現れることも!!
夏は水分の補給で潤いを守りながら心臓の元気を養うことが大切です。
食養生としてはレモン、梅、トマト、山芋、豆腐、桃など。
漢方薬としては麦味参顆粒や西洋人参茶がおすすめです。

アナ:潤いの補給が大切なのですね。

三宅:既に潤い不足の血液は血管の詰まりを招き、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈などを起こしやすくなりますので、屋外のスポーツで大量の汗をかいたり、冷房で急に身体がひやされた時などは特に注意しましょう。また、脂っこいものや糖分の摂り過ぎを控えたり、毎日20分程度のウォーキングを続ける等の生活習慣を身につけられてはと思います。血液をサラサラにする食材としてはタマネギ、らっきょう、シナモン、赤ワインやワカメ、昆布などです。
   冠元顆粒もよく使われている漢方の1つです。
   
アナ:なるほど。そうなのですね。
三宅:又、漢方の考え方では「心臓」は「脳」と深い関わりがあり、精神や睡眠を
   コントロールすると言われています。暑さで、心臓が疲れると身体に余分な熱がこも
   り、不眠やイライラといった精神的不調も起こりやすくなります。体内の熱を冷ます 
   事も大切です。
   
アナ:精神的に不調な方におすすめの食材、漢方もありますか?

三宅:はい。冬瓜、きゅうり、苦瓜、すいかやトマトなどは身体の余分な熱を冷まして      
   くれますし、白虎加人参湯や天王補心丹は潤いをつけ熱を取るのに使いやすい漢方
   です。五涼華も夏の暑い日にはおすすめのハーブティーです。
   
アナ:その他に気をつける事はありますか?

三宅:そうですね。今年は猛暑の年と言われています。夏の炎天下での部活も熱中症などに
   注意が必要ですね。熱中症も水分補給と心臓も含めエネルギーをつけることで初期
症状も防ぐ事も出来ます。
   部活の顧問をされている先生が生徒達の熱中症にいい漢方をとお買い求めに来られました。当店で、部活をしているお子さんのお母様方に人気の潤いとエネルギーを補う麦味参顆粒をお出ししました。すると、後日「あの、漢方すごく助かったよ!生徒が試合終了後、熱中症の症状が出て、次の試合にもう出なくてはいけなかったので、麦味参顆粒を1包飲ませたら、みるみる回復して、試合に出て、勝ちました!」と嬉しそうにご来店して下さいました。保護者の方達からも頼まれ、また欲しいとの事でした。
 
アナ:熱中症にいい漢方もあるのですね。

三宅:そうですね。疲れ方が飲む前と飲んだ後で全然違いますので、私は年間を通して愛用しています。家庭の常備薬として手元に置いておかれていると、とても重宝するかと思われます。さらに食事にも気を配り、この夏を元気に過ごしたいものですね。
   
アナ:ありがとうございました。次回は8月24日 長崎市 漢方松風堂 太田玲子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
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漢方健康日記 第260回 「夏ばて対策」

『漢方健康日記』原稿7月27日

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は長崎市の小ヶ倉薬品・円入利徳さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

円入:梅雨が明けて毎日厳しい暑さが続いていますね。
今日は、体がだるい・きつい・食欲不振などの症状が出る夏ばて対策についてです。
   
アナ:夏ばてされてる方私の周りにもいらっしゃいますね。夏ばては漢方でいうと
どんな状態なんでしょうか?

円入: 漢方では夏ばてを気陰両虚(きいんりょうきょ)と考えます。

アナ:気陰両虚(きいんりょうきょ)?

円入:はい、汗で体内の水分が失われると同時に体の元気も漏れ出てエネルギー不足に
なった状態のことを言います。
   また、夏場に汗でたくさんの水分が失われると血液が濃縮されて血液がドロドロに
なりますので全身に血液を送り出すポンプ役の心臓に負担がかかるようになって血行不良などの
症状も起き易くなります。

アナ:食事で気をつけたい点などは?

円入:はい、冷たくて甘い飲み物の飲みすぎには注意して下さい。胃腸は食べた物からエネルギーを
   作り出すところなので胃腸が冷えるとその働きが低下してしまいます。
   胃腸が冷えると飲んだ水分はポチャポチャ胃腸に溜まるだけですぐに体液に変わるわけではないのです。
   梅干などで塩分の補給を心がけて頂き、オーバーヒート気味になる心臓の熱は苦味で冷まします。
緑茶やゴーヤやスイカの白い部分などの苦味です。

アナ:普段の生活で気をつけたい点などは?

円入:シャワーは汗を流すだけで交感神経を緊張させて興奮状態になります。
ぬるめのお湯の入浴は副交感神経が優位になり、リラックス状態になります。
神経の疲れを癒すには入浴してお湯に浸かることが大切だと思います。


アナ:夏ばてにはどんな漢方薬がありますか?

円入:はい、夏ばてで動けない、体がだるい、汗だくでぐったりする。そんな時に麦味参(ばくみさん)
という漢方薬がおすすめです。
空腹時にそのまま水と一緒に飲まれても良いですが、水に溶いて飲まれると甘みとほどよい酸味で
体液も潤い、気分もスーッとして朝夕1包ずつで疲れが癒され動く元気が出て来ます。
麦味参は心肺機能を高めてくれるのでスポーツ前に飲んでおくとぐったりなりにくくなります。
麦味参は虚弱体質、肉体疲労、胃腸虚弱、食欲不振などに1年を通して8才以上のお子様
からご高齢の方まで幅広くご使用頂ける漢方薬です。
冠元顆粒と一緒に飲まれると全身の血流がよりスムーズになるのでおススメです。
漢方薬は体質により異なりますので 詳しくはお近くのパンダマークの店頭でご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は8月10日 長崎市 朱雀薬局 三宅涼子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。

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