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「漢方健康日記」は、4月から第2・4火曜日
朝9時30分前後にお引っ越し
致します。
明日の放送は「認知症について」です。ぜひ、お聞き下さい!


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漢方健康日記131回 「冷え」のお話
漢方健康日記 第131回 「冷え」を漢方と養生法で乗り切る!
漢方健康日記原稿です。実際の放送とは違いがある場合があります。



アナ:このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。
普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。
担当は大村の山崎薬品、山崎京子さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は?

山崎:今日は寒さの最も厳しいこの季節。つらい悩みである「冷え」についてお話をしたいと思います。

アナ:冷え性の方は一般的に女性の方が多いですよね。

山:そうですね。最近は生活習慣の変化から、年代を問わず冷えを訴える人が増えました。身体を冷やす食生活・運動不足・薄着のファッションなど特に更年期や若い女性に多いですね。

アナ:冷え性は病気のひとつですか?

山:冷え性は病気ではありませんが、頭痛や肩こりなどのつらい症状を伴うことがあります。また免疫力の低下にもつながりますので中医学では冷えを「万病の元」と捉えています。

アナ:冷えは「万病の元」なんですね。ところで冷えの主な原因はどこにありますか?

山:多く見られるのは寒さやストレス、ドロドロの血液など、さまざまな原因で血行が悪くなり、身体の末端まで血液が行き渡らず手足に冷えを感じる場合です。
 その他、身体を温める陽気が不足したり、エネルギーや血の不足も冷えの主な原因になります。このように冷えの原因は「気・血・水」のバランスが崩れているということにもつながります。また、冷え症にはさまざまなタイプがありますので原因をよく考えて改善していきます。

アナ: 冷え性にはさまざまなタイプがあるのですね。

山: はい、そうですね。まずは「陽気不足」タイプ。
 身体を温める力が弱く、冷えを強く感じる人。高齢者や慢性疾患、病気で体力が落ちている人に多く見られます。また中医学ではすべての陽気の源は『腎』にあると考えるので腎の機能低下に注意が必要です。
 特長は、手首や足首の強い冷えで、温めてもすぐに冷えたり、腰痛、むくみ、尿のトラブルなどの症状があらわれます。

次に、「気血不足」タイプは一般的には女性に最も多いタイプです。
このタイプの冷えは身体の働きを担う気のエネルギーと全身をめぐって栄養を届ける「血」の不足により起こります。
手足の先が冷たい、顔色が白い・疲れる、食欲不振などの症状が特長です。
気・血をつくる源は胃・腸ですので胃腸が弱っている時にも冷えに注意が必要です。

アナ: そうなんですか。胃腸が弱っても冷えにつながるなんて 驚きですね。

山崎: そうなんです。手足の冷たい方はしょうが湯など温かいもので胃を温めると手足も温かくなりますよ。
 次は「血行不良」タイプです。「血行不良」タイプは血液の流れが悪くなり、身体のすみずみまで温かい血が行き渡らなくなってしまい、しびれ、痛みを伴います。
女性は生理痛、子宮筋腫、子宮内膜などにも注意しましょう。自分の冷えのタイプを知って血行不良を改善していくといいですね。

アナ:冷え症と言っても、原因や体質によって症状も違うのですね。
タイプにより飲む漢方も違ってくるのですか?

山:そうですね。「陽気不足」タイプは腎機能を高めながら陽気のエネルギーを補う金匱腎気丸などを使います。食養生としてネギ、生姜、ニラ、牛肉、羊肉などがいいでしょう。

「気血不足」タイプには気のエネルギーと血の不足を補う婦宝当帰膠がおすすめです。
食養生としてきのこ類、鶏肉、豚肉、うなぎ、豆腐などがいいでしょう。

「血行不足」タイプには抹消の血行をよくする冠元顆粒などをつかいます。
食養生として、いわし、玄米、さんま、紅茶、そば、などがいいでしょう。
根本的に冷えを改善するためには自分の体質や症状をよく知り適切に対処法することが大切です。

アナ:毎日の生活の中で、冷え対策としてどんな事を心がけたらいいですか?

山:はい、やはり体を冷やさない気配りがほしいですね。体内の陽気は首やお腹、足元から逃げてしまうので、マフラーや靴下など冷やさない工夫をしてください。
毎日お風呂につかること、適度な運動は手足の先まで血行をよくし効果的です。
最近おしゃれな「ハラマキ」も沢山出ていますね。お腹を温めるためにもおすすめです。さっそく実行し、からだのポカポカ体質を目指してください。  
又一人一人の体質によって飲む漢方も違ってきますので、詳しくは長崎中医薬研究会の会員店にご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は2月9日。担当は長崎市の小ヶ倉薬品の円入利徳さんです。
健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは日本中医薬研究事務局、東京03-3273-8891。
もしくは長崎中医薬研究会ホームページや漢方健康日記のブログをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送り致しました。
| きいてモーニング | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第129回 腰痛
漢方健康日記 第129回 腰痛
漢方健康日記原稿です。実際の放送とは違いがある場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は長与町の龍虎堂薬局、夏苅和子さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は? 

221222夏苅和子

夏苅: 師走だというのにまだ温かい日が続きますね。今もラジオを聞きながら車を運転中、と言う営業の方も多いと思います。でも、最近腰が痛くて運転が辛い、とか、まだ若いのに「立っていると腰が痛い・だるい」と仰る方も増えています。今日は腰痛についてお話ししたいと思います。
 
アナ:腰が痛い時は、とりあえずシップを貼ってで冷やしたり温めたりしますが…。 

夏苅: そうですね。腰痛と言っても、ケガや打撲で起きた急性ものと、使うとだるい・痛い状態が慢性的に続くものでは原因が違います。

アナ: どんな風に違うのですか?

夏苅:はい、ケガや打撲による腰痛は、炎症によって血行が悪く鬱血状態になっており、患部は赤から紫色です。鬱血により患部の神経に酸素や栄養が届かないため、その信号として「痛み」が出るのです。
  
アナ: なるほど。「痛み」は体の信号なのですね。

夏苅:そうですね。漢方では、「通じざれば則ち痛む」と言います。「痛み」の信号が出た時は、原因である患部の血行を改善して痛みを取る桂枝茯苓丸や冠元顆粒などの活血薬も使えます。

アナ:では、だるくて痛む慢性腰痛の原因は何ですか? 

夏苅:長い時間立っていると腰を叩きたくなったり、重い物を運んだりすると重だるく痛む腰痛は、加齢や骨などを主る腎の機能低下による腎虚の痛みの特長です。この場合は横になるなど腰に負荷がかからないようにすると痛みはなくなるので、ゴロゴロ横になりたがりますね。
アナ: そのゴロゴロしたい腎虚はどうしておこるのですか?

夏苅:電車も自動車もない頃は、どこに行くのも自分の足で歩かなければなりませんでしたね。歩く時には足の筋肉に大量の血液が必要となります。必然的に腎臓の血行も盛んになり、骨を作ったり支える力がしっかりしていたわけです。その昔でさえ40才を過ぎると腎虚が始まると言われていましたので、今はもっと衰えが早いと思います。

アナ:そういえば、今はどこに行くのも車ですものね。

夏苅:そうなんです。今の人は昔に比べて歩くことが非常に少なくなっています。また、デスクワークが多くて座っていることが多いですから、若い人にも腎虚は広がっています。暖房をつけると足元が冷えて顔はのぼせるのでそのままでは血液循環によくありません。足が温まるように空気を循環したり、トイレに立ったり階段を上り下りしたりと足を使って下半身の血流を助ける事が大切です。こうすれば、腰痛だけでなく足腰の弱りや精力減退も防ぐことが出来ます。

アナ:では、腎虚の痛みはどうすればいいのでしょう?

夏苅:シップでも多少楽にはなりますが、腎の弱りから起きた腰痛なので、腎機能を改善するために体質に合わせた補腎が必要です。足腰が冷えて辛い方は胃腸にやさしく体を温める参馬補腎丸や金匱腎気丸がおすすめです。顔や手足がほてる方は体にこもった熱を消す瀉火補腎丸、目の疲れを伴う方は肝腎を補う杞菊地黄丸を飲むことで腰痛と共に眼の症状の改善するので喜ばれます。

アナ:食事や生活で気をつけることはありますか?

夏苅:食事は大切ですね。腎を養うのは鹹味というミネラルです。海藻や貝類、ごまなど豆の中に沢山含まれています。冬の間に温かい鍋物やミネラルをしっかり摂って腎を養って下さい。腎は体の生命力の源でもありますから、夜更かしをしたり足腰を冷やさないように気をつけましょう。この冬、しっかり養生が出来れば、元気に春を迎えることが出来ます。この他にも生理や風邪に絡んだ腰痛もあります。また、関節痛や足腰の弱り・痛みにも漢方が有効です。
 来年の3月に漢方健康日記と連動した「食と中成薬」のセミナーを開催する予定です。講師は、元気な野菜を作るNPO法人 大地といのちの会 代表吉田俊道先生、中医学講師の劉伶先生です。
詳しくは長崎中医薬研究会の会員店にご相談下さい。

アナ:ありがとうございました。次回は来年1月12日です。担当は長崎市の山中薬局の山中みちよさんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページや漢方健康日記のブログをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りいたしました。
| きいてモーニング | 16:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第127回 漢方から見た便秘


アナ: 漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は長崎市の小ヶ倉薬品・円入利徳(えんにゅうとしのり)さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は? 

円入:はい、今日は、漢方から見た便秘のお話です。
   便秘とは、毎日、お通じがないもの、あってもスッキリ出ないもの、硬いものなどのことです。
   漢方では、単にお通じがあるか、ないかだけでなく、便秘のタイプが、健康状態のバロメーターになるんです。

アナ:便秘にタイプがあるとは知りませんでした。自分の便秘がどんなタイプなのか、とても興味ありますね。

円入:はい、漢方では、お通じのタイプは体調を知る大事なサインなのです。
タイプ別にお話します。
最初は、理想のタイプです。短い時間で、力まず、スムーズに、すっきり出るバナナ状のお通じです。毎日、このバナナお通じがあるのが理想です。
  
アナ:バナナ状ですか。最近、お目にかかったことないですね。
   他にはどんなタイプがあるのでしょう。

円入:はい、2つ目は、全体的に硬いコチコチお通じです。これは、腸に熱がこもっていると考えます。元々、体力はあるのですが、腸の働きがなまけて、水分が吸収され過ぎて硬く出にくくなるタイプです。
何日もお通じが出ないと、のぼせたり、お腹が張ったり痛くなったりしてきて苦しくなります。
漢方では、腸の熱を取る下剤を使います。実は下剤でスッキリ出るのはこのタイプだけなんです。
養生は、辛くて熱いもの、味の濃い物の食べ過ぎに注意しましょう。

アナ:なるほど、熱がこもって水分が吸収されるから、硬くなるんですね。
   1日でも出ないと苦しいと言う人はこのタイプの可能性が大きいのですね。
   

円入:ええ、そうなんです。3つ目は、粘っこいベタベタお通じです。これは、腸に不要な水分と熱がこもっていると考えます。
漢方では、腸の過剰な水分と熱を除くものを使います。
養生は、お酒の飲みすぎ、砂糖や脂の多い物、味の濃い物の食べ過ぎに注意しましょう。

アナ:飲み会で飲みすぎたときなんか、心当たりありますねー。お酒って飲むと顔熱くなるし、水分多いから熱を持つ水分ということなんですね。なるほど。

円入:ありますよね。4つ目は、少しづつしか出ないキレギレお通じです。
イライラ、ゆううつ、怒りっぽいなどのストレスで、神経が興奮し、腸の働きが乱れ、全部すっきり出ないタイプです。便秘と下利が交互に来ることもあります。
漢方では、ストレスを和らげるものを使います。
養生は、ストレスのため過ぎに注意しましょう。

アナ:ストレスと便秘って関係あるとは知りませんでした。気をつけなくちゃ。
  タイプはまだあるのですか?

円入:はい、5つ目は、出始めは硬いが後からは柔らかいカタヤワお通じです。
腸が元気不足で押し出す力が弱いです。水分を吸収する力も弱いので後が軟かくなります。
このタイプは、お通じが何日も出なくても、不快感はあまりありません。元々体力が無いので下剤を使うとお腹が痛くなりやすく、腸にムチ打つようなもので腸の働き
がますます弱ります。
漢方では、腸に元気づけるものを使います。
養生は、冷たいもの、なま物など、体を冷やすものの食べ過ぎに注意して、
腸の働きを良くするため、腹圧を高める腹式呼吸や運動などを行いましょう。

アナ:なるほど、下剤が合わないタイプの便秘もあるんですね。飲んで効きすぎて
 お腹が痛くなることもそう言われれば心当たりありそうです。

円入:そうですよね。最後は、ウサギの糞みたいなコロコロお通じです。
腸が元氣不足で便を出す力が弱く、腸内に長い時間、停滞して水分を吸収されるので、乾燥してコロコロになります。腸の潤いも足りません。
このタイプも先ほどと同じく、お通じが何日も出なくても、不快感はあまりありません。下剤を使うとお腹痛くなりやすく、腸の働きがますます弱ります。
漢方薬は、腸を潤し、腸を元気づけるものを使います。
養生は、辛い味のものの食べ過ぎに注意して、腸の働きを良くするため、腹圧を高める腹式呼吸や運動などを行いましょう。

アナ:なるほど、便秘のタイプもこんなにたくさんあるものですね。
   タイプで体調を知ることが出来る漢方って面白いですね。

円入:はい、漢方では、お通じを整えることが体全体の体調の改善につながると、とても大切に考えています。お通じが滞ると腸の中で毒素が発生し、全身の血流の質も悪くなります。単にお通じだけの問題と切り離さないで、健康と美容の基礎と考えてみませんか。

アナ:ありがとうございました。次回は12月8日長崎市の藤村薬局の藤村智代さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。


| きいてモーニング | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記第118回 漢方ダイエット
漢方健康日記第118回 漢方ダイエット

漢方健康日記原稿です。実際の放送とは違いがある場合があります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する
長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を
見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。
担当は長崎市の小ヶ倉薬品の円入利徳さんです。
さて今日のお話は?

100714円入先生

円入:はい、今日は漢方ダイエットについてお話をしたいと思います。
  
アナ:漢方ダイエットって何でしょう。

円入:はい、一般的に「太る」のは食べ過ぎと考えられています。しかし、漢方では、もっと本質的な問題、つまり、「体のバランス」が崩れているために太りやすい体質になっていると考えます。

アナ:食べ過ぎだけじゃないんですね。

円入:そうなんです。漢方から見た身体のバランスとは、気の巡り、血の巡り、水の巡りの3つの調和からなります。
このバランスが崩れると必要以上に体が水分や脂肪を溜め込んでしまい、食べる量を減らしているのに痩せない体調になってしまいます。
漢方ダイエットとは、直接体重を落とすことではなく、体のバランスを整えて、痩せやすい体質にしましょうということなんです。
  
アナ:なるほど、太りやすいのは漢方では体内のバランスの崩れなんですね。では、具体的にはどんなことなんでしょう?

円入:まず、気というエネルギーが不足して気の巡りが悪くなってしまった状態を「エネルギー不足太りタイプ」といいます。
基礎代謝が低いのであまり食べないのに太るタイプです。
それは、食べた物を代謝するエネルギーが不足しているからです。あまり空腹感が無いのが特徴です。
この場合は、補中益気湯、六君子湯などが使われます。

アナ: あまり食べないのに痩せないこともあるんですね。

円入:そうなんです。
次に気が滞って巡りが悪い状態を「ストレス太りタイプ」といいます。
ストレスなどでイライラして過食するタイプです。
この場合は、星火温胆湯、大柴胡湯、加味逍遥散などが使われます。

アナ: ストレスで過食、ありますよね…。

円入:そうですよね。そして水の巡りが悪い状態を「水太りタイプ」といいます。
色白ぽっちゃりの方に多いです。ムクミやすいタイプです。
この場合、防已黄耆湯などが使われます。

アナ: ムクミも気になりますよね。

円入:そうですよね。最後に食べ過ぎで過剰な栄養を溜め込んでしまい、血液がドロドロになり、血の巡りが悪くなった状態を「お血太りタイプ」と言います。
この場合、防風通聖散や桃核承気湯などが使われます。

アナ:ところでダイエットって食べるな!という意味ですよね?

円入:いえ、「食事の量を減らせば減らすほど痩せる」実はこれ間違いなんです。
筋肉が落ちてヤツレますし、リバウンドの原因となります。ダイエットの本来の意味は「健康になるための食事法」。
体を健康に保ち、バランスを整える、それが本当のダイエットなのです。

アナ:「健康になるための食事法」…、なら、食べてもいいんですね?

円入:そうですね。食べる量を極端に減らしたり、流行の単品ダイエットで同じものだけを食べていると、体に栄養が足りない、いわゆる「栄養失調状態」になって、体内が活性化せず、脂肪が燃えない体になります。
また、栄養失調は脳の食欲中枢システムを狂わせ、過食の原因ともなってしまいます。
食事量を減す事でビタミンやミネラルなどの必須栄養素が不足し、栄養バランスが崩れてしまうと、体が必要以上に水分や脂肪を溜め込んでしまい、逆に太りやすくなってしまうのです。
栄養バランスよくしっかり食べることで体調を整え、基礎代謝が高く脂肪燃焼しやすい体をつくること、これが本当のダイエットなのです。

アナ:食事の量を減らすことだけに目が行ってしまいがちですが、栄養バランスをとることは大事なんですね。

円入:そうなんです。パンダのお店では、油の消化を助けるサンザシなど、ダイエットを応援するハーブティーを各種ご用意しております。
一人一人の体調に合わせた対策がありますのでパンダのマークの会員店にご相談ください。
また、8月29日に「妊娠力を高める!」セミナーが開催予定されています。そろそろ子供がほしいと思われる方、身近な方のご参加をお待ちしております。

アナ:ありがとうございました。次回は7月28日長崎市の朱雀薬局の古川さんです
健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞう。
セミナーに関するお問い合わせは、長崎中医薬研究会事務局、095-883-4300、もしくは長崎中医薬研究会ホームページや漢方健康日記のブログをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました
| きいてモーニング | 16:37 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第107回 冷えによる頻尿 夜間尿
『漢方健康日記』原稿 1月27日

アナ: 漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は長崎市の観光通薬局 太田雅俊さんです。
宜しくお願いします。さて今日のお話は?
観光通薬局 太田雅俊

太田: はい、大寒も過ぎて1月ももう終わろうとしてますがまだまだ寒い日が続いてますね。寒いと誰しもトイレが近くなりますが今の季節多いご相談がトイレが近かったり夜間に何回もトイレにおきてしまうという方が良く来られます。今日はトイレが近い頻尿についてお話したいと思います

アナ: 今の時期、トイレが近くて困っていらっしゃる方、多いのですか

太田: そうですね。膀胱炎などの感染症で頻尿を起こす方もありますし。夜にトイレに何回も行くので良く眠れないなどでご相談に来られる方が多いですね。

アナ: 大変ですね

太田: そうですね、今の寒い時期は汗をかくことも少ないのである程度おしっこの量は増えるのでトイレの回数が増えるのは仕方が無いのです。でも、睡眠中のトイレに起きることが増えたり日中でも頻繁にトイレにいくようになる頻尿の状態や逆におしっこの出が悪く身体のむくみがあるような状態、排尿痛や渋りなどの膀胱炎の症状を繰り返すのは身体の弱りと関係があります。

アナ: この身体の弱りとはどこが弱ってるのでしょう?

太田: はい、漢方では五臓六腑の中の腎は二便をつかさどるといいます。二便というのは大小便のことです。この腎に冷えや弱りがあるとおしっこの量が調節できなくなり頻尿や夜間尿が増えてきたり逆に量が減ってむくみなどが出てきます。そのほか腎の弱りは老化でもあるので男性だと前立腺の肥大などで排尿困難が現れます。ですから腎の弱りや冷えを改善してあげることによって症状を改善することが出来ます

アナ: それでは腎の力をつけてあげるといいのですね。それにはどうすればいいのでしょう。

太田: そうですね。漢方薬では色々な補腎丸という腎を補う処方がいくつかあります。症状や体質によって使い分けますが有名なのは八味地黄丸ですね。

アナ: 八味地黄丸(はちみじおうがん)それはどんなお薬ですか?

太田: はい、八味地黄丸は腎の弱りや冷えを改善してくれる力を持ってます。腎の力を つけて暖めることにより頻尿や夜間尿を改善することが出来るだけでなく冷え性 などの身体の冷えも改善することが出来ます。冷え性でおしっこで悩んでいる方 はお試しになるといいと思います

アナ: それは良さそうですね。

太田: そうですね。尿の出が悪いときには牛車腎気丸というのもあります。これは八味地黄丸に牛膝と車前子という水の代謝を強化するお薬を加えたものでむくみが酷い場合や前立腺肥大で残尿感がある場合はこちらのほうが良いかもしれません

アナ: 症状によって使い分けるといいのですね。

太田: そうですね。そのほかにも補腎薬というのは様々な種類があります。身体の冷えや疲れ、老化を感じる場合には腎の力を補う動物生薬が入った海馬補腎丸や至宝三鞭丸をお勧めします。
海馬補腎丸

アナ: 海馬というとタツノオトシゴですか?

太田: はい。タツノオトシゴには腎の力をつける働きがあります、海馬補腎丸や至宝三鞭丸には海馬のほかにも鹿の角や筋、オットセイなど強力な老化予防の働きを持つ動物生薬が配合されてますので近頃年齢を感じる方にお勧めします

アナ: 膀胱炎などの感染症のときもいいのですか?

太田: 膀胱炎などの尿のトラブルがあるときは炎症ですから暖める八味地黄丸や牛車腎気丸は逆に悪化する場合があるので注意が必要です。こういう時は猪令湯や瀉火利湿顆粒など炎症を抑えて尿を正常にするものを使います。でも膀胱炎を何度も繰り返すような方は日ごろからは補腎薬で腎の力をつけてあげると起こしにくくなります。尿のトラブルでお悩みの方は是非一度ご相談ください。貴方に合った対処法が見つかります。

アナ: ありがとうございました。今日のお話は観光通薬局 太田雅俊さんでした。
次回2月10日のお話しは、藤村薬局の藤村智代さんです。
健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページや漢方健康日記のブログをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りいたしました。
| きいてモーニング | 11:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 放送日変更
皆さま 明けましておめでとうございますpanda

本年も漢方健康日記、長崎中医薬研究会宜しくお願い致します

本年よりNBCラジオ漢方健康日記のコーナーの放送時間が変更

になります。

本年より第2、第4水曜日9時33分より月に2回の放送となります。

放送回数は減っていますがよりいっそう皆様のお役に立つ健康情報を

お届けしたいと考えております

漢方健康日記、今年も宜しくお願いいたします

長崎中医薬研究会 一同





| きいてモーニング | 09:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第104回 冷え症
『漢方健康日記』原稿12月23日

アナ: 漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。
普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は長崎市の藤村薬局本店 藤村智代さんです。
宜しくお願いします。今日のお話は?
藤村先生

藤村: はい。もうすぐ年の瀬で寒さも厳しくなることから 今日は女性にとても多い
「冷え」についてお話ししたいと思います。

アナ: 暖冬といいながらやはり冬は寒さがこたえますからね。
「冷え」の方はさらに大変ですね。

藤村: そうですね。「冷え」は万病の元と言われ 季節を問わず、お悩みの方は多いと思います。冬は特に冷えが強くなり、そのうえ、いろいろな症状を伴うことも有りますからね。

アナ: 寒さが厳しくなると冷えもますます強く出てきますね。
冷えの原因は何なのでしょうか。
    
藤村: はい。まずは 重い冷えの症状には陽気不足が有ります。つまりエネルギーが不足の状態ですね。このエネルギーが不足すると体を温める力が弱くなって冷えを感じるようになります。特徴としては全身が冷える、いつも「寒い」「冷える」と言うのが口癖で布団に入ってもなかなか温まらず寝付けないと言う方ですね。

アナ: 布団に入ってもなかなか温まらないのは大変ですね。朝まで足先が冷たいと言われるのを聞いたことが有ります。エネルギー不足だったのですね。
    他にはどのような症状があるのですか?

藤村: はい。激しいストレスや精神的な緊張から冷えの症状が出る場合があります。
このような冷えの場合には「気」の流れが悪くなって、体に熱がこもり手足が冷えるのが特徴です。
ストレスが多い方がこのような症状が出やすくなりますね。

アナ: ストレスでも冷えが出る場合があるのですね。

藤村: そうですね。ストレスが強ければ強いほど気の巡りが悪くなって冷えの症状は悪化しますから注意してください。
その他の原因として血虚が有ります。つまり・・血が不足している状態です。
全身に栄養を運ぶ「血」には熱を運ぶ役割があります。血が少なくなると血の温める機能が減少するために、全身に熱が運ばれず末端に強い冷えが生じます。
血が不足すると目の疲れや皮膚にツヤが無いなどの症状や爪・髪の乾燥・不安感やいらいらの症状も出てきます。

アナ: 冷えにもいろいろな原因がありますね。これから益々寒さが増す季節ですが日頃どんなことに注意が必要でしょうか?

藤村: はい。まずは陽気不足・・エネルギー不足の方は首周りや手首・足首など熱を体外に逃がさないように工夫が必要ですね。このようなエネルギー不足の方は体に負担をかけない生活を送ることが大切です。運動も少しずつ歩く事から始めるといいでしょうね。
また、ストレス等により「気」の流れの悪い冷えの方は全身に熱が回るように体を動かすことが必要になりますね。ストレスガ多いので嫌々ではなく 楽しみながらの運動が良いですね。楽しいことを見つけて笑うのが一番です。

アナ: 同じ冷えでも症状によっても注意することは 違って来るんですね。
    では 血の不足の方にはどんな注意が必要でしょうか?

藤村: はい。血が少ない冷えの方は、まずは見直すことは食生活です。焦らずゆっくりと「血」の材料となる食材や胃腸の働きを高める食材を少しずつ増やしていくことです。いきなり沢山食べるのではなく少しずつ増やしていくことが大切になります。

アナ: 食生活の改善も大切なんですね。では漢方薬ではどんな物がお勧めでしょうか?
    
藤村: はい。エネルギー不足の冷えには、こ菊地黄丸や きんき腎気丸を使います。
「気」の巡りが悪い冷えには逍遥丸、血不足には婦宝当帰膠や帰脾錠を使います。
    その他いろいろな症状が重なり合って冷えが出ることが有りますから
日常的に感じる冷えは病気になる前のサインとして受け止めて酷くならないうちに長崎中医薬研究会の会員店にご相談下さい。

アナ: ありがとうございました。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03−3273−8891もしくは長崎中医薬研究会ホームページをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りいたしました。
| きいてモーニング | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 103回 尿漏れ
「漢方健康日記」原稿12月16日
アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活習慣を見つめなおして健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。
担当は大村の山崎薬品 山崎京子さんです、宜しくお願いします。
さて、今日のお話は?
山崎先生

山崎:はい、今日は、これから寒さが厳しくなる時期は尿のトラブルに悩まされる方が多くなってきます。年末に向けて、なにかと忙しい毎日を快適にすごせるよう、今回は尿のトラブルのひとつである「尿もれ」についてお話をしたいと思います

アナ:寒さが厳しくなるとトイレの回数が増える事はありますが、
尿漏れのトラブルも多くなるのですか?

山崎: そうですね、トイレの回数が増えるだけでなく咳やくしゃみをしたときや、重い荷物を持った瞬間など力を入れたとき思わず、尿が出てしまうことなどが
多くなりますね。

アナ:なにが原因で尿漏れが起きてくるのですか

山崎:その原因は、年齢が高くなると、運動不足のために尿道を閉める力が低下したり女性の場合、特に妊娠、出産によって膀胱や子宮を支える筋肉がゆるんで、膀胱を圧迫して尿漏れが起きやすくなります。
男性の場合は前立腺肥大によるものが大きいです

アナ:尿漏れは中医学的にどんなに風に考えられているんですか?

山崎:そうですね 中医学では、尿漏れの症状は主に「膀胱」「腎」の問題と考えます。
膀胱は、尿を溜めて排泄する機能を持つ臓器です、「腎」は尿を生成する臓器で、体内の水分代謝も担っています。この2つの臓器が協力し合い排泄をコントロールしていますので、膀胱や腎の働きが弱くなると、尿漏れなどのトラブルが起きるのです。

アナ:膀胱と腎が深く関わっているのですね。

山崎:そうですね、膀胱と腎の機能を高めることが基本です
でも、胃や消化器の働きが弱ると、栄養不足から膀胱や腎の機能が低下するだけでなく、骨盤内の臓器を支える筋肉がゆるみ内臓が下がって膀胱や尿道が圧迫され尿漏れをおこしますので
胃と消化器の機能を高め、基本的な体力を養うようにしてください

アナ:腎と膀胱だけでなく、胃腸の働きも深い関わりがあるのですね

山崎:そうですね、胃腸が弱いと、栄養の吸収や全身を養う力が弱るので、内臓を定まった位置に支える機能も弱り、内臓下垂につながります
又 腎の機能を高めることは体全体の老化予防につながります。
冷え性の方は寒さの影響を強く受け、尿漏れを起こしやすくなりますので特に膀胱や下腹部、腰などは腹巻やカイロでしっかり温めるようにしてください。

アナ:基本的には、腎と膀胱の機能を高め、胃腸の働きをよくすることなのですね

山崎:そうですね、又尿のトラブルは精神的な負担が大きいので気持ちをゆったり、ストレスを溜めず、気楽に過ごしください

アナ:よく使われる漢方としてどんなものを服用したらよいですか
 
山崎:はい、胃腸の働きが弱い方は麦味参顆粒や星火健脾散などをつかいます
腎の機能が低下した方には、海精宝、参馬補腎丸などを   
冷え症の方は、婦宝当帰膠や牛車腎気丸などを使います

アナ:日常生活にどんな食べ物を取り入れたらよいですか?

山崎:胃腸の弱い方には、もち米、鶏の肝などを食べるといいですね
腎の機能が低下した方には、山芋、くるみ、ごま、ニラ、など冷え症の方は、ショウガ、ネギ、ニンニクなどがお勧めです
尿漏れのタイプを知って、日頃の養生と予防を心がけましょう

アナ:ありがとうございました。今日のお話は山崎薬品 山崎京子さんでした。
来週は 「冷え」について 長崎市の藤村薬局 藤村智代さんです                       
健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ
お問い合わせは日本中薬研究会事務局、東京03−3273−8891
もしくは長崎中医薬研究ホームページや漢方健康日記のブログを
お覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送り致しました。
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漢方健康日記 第101回 頭痛
 『漢方健康日記』原稿 12月2日

アナ: 漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は長崎市の山中薬局 山中みちよさんです。宜しくお願いします。今日のお話は?
山中先生

山中: 今日は頭痛についてお話したいと思います。単に頭痛といっても、かぜひいた時や二日酔いの時にも痛くなるし、偏頭痛など慢性のタイプもあるし脳腫瘍や脳梗塞、くも膜下出血などによる頭痛までいろんなタイプがあります。今日は主に 器質的疾患のないふつうの頭痛について考えてみましょう。

アナ: そもそも頭痛はなぜおこるのでしょうか?

山中: 頭痛はなぜ起こるのかと云いますと・・・何か異常があると脳の正常な働きができなくなって、働きを維持したいための警報機がなっている状態と思ってください。頭は脳が存在している所ですので、体中で一番血液とエネルギーを必要とします。

アナ: なるほど。痛いよう〜 どうにかしてくれよ〜。というメッセージですね。

山中: そうですね。中医学では、人と自然との間の密接な関係を重視します。自然界に空気、水、火があるように人間の身体の中でも気があり、風がふいたり、水が川のように流れたり、海があり、火は上昇する・・・という同じような現象があると考えます。その流れが塞がれたり、滞ったりすると、気血が届かず、「痛み」という身体からの警報を発するのです。また気血が衰えて、本来 頭に必要な気血が不足した栄養不足の時も「痛み」として感じます。このように脳において気と血が不足することで起こる痛みは この二つの状態で発生します。

アナ: なるほど 頭痛は頭の気と血の通りが悪くなるか、気、血が衰えて栄養できなくなるかによっておこるのですね。ところでどうしてそういうことが起こるのでしょうか?

山中: 頭痛の原因は大きく二つに分かれます。一つは外界からの影響と、もう一つは身体の中からの影響です。自然界の気候の風、寒、熱、湿、の変化が人体に影響を与えるのですが、これらが身体に悪い影響を及ぼすことになると、邪気(外邪)となります。このなかでも頭痛に一番関係の深いのは風邪(ふうじゃ)です。
風邪は、皮膚や鼻、口から侵入し、頭部の気血の流れを悪くして痛みをひきおこすので、体の上部に症状が出やすいですね。また 寒、熱、湿などと結びつきやすくそれぞれ風寒頭痛、風熱頭痛、風湿頭痛となります。

アナ: それぞれどんな特徴があるのでしょうか?

山中: 風寒頭痛はいわゆる冷えが原因でおこる頭痛です。もともと冷え症の方は寒い季節になると頭痛がする方もいらっしゃいます。症状は首から後頭部にかけてのこわばり、くしゃみ鼻水、悪寒などの症状をともなうこともあります。頭をさわると冷たい感じです。治療は風寒の邪気を除き、頭部の経絡の気血の流れを改善して痛みを止めます。身体をあたたかく保ってください。よく使われるくすりは頂調顆粒ですがこれに葛根湯などを加えることもあります。食養生としては感冒のひきはじめのような悪寒がある場合には、ネギやニンニクを使った料理で除菌、発汗させるといいですよ。

アナ: 寒さが原因の頭痛はきいただけでなんだかゾクゾクしてきそうな感じですね。

山中: そうですね。次は風熱頭痛です。症状は、熱っぽく頭が張るような痛みです。発熱、赤ら顔、目が充血、のどが渇きますがそれほど飲みたくありません。のどの痛みを伴うこともあります。治療は、頭部の熱を冷ます漢方薬を使って 気血の流れを改善することによって頭痛を治します。よく使われる薬の例は、天津感冒片、涼解楽などです。食養生として 菊花茶を加えるとなお効果的です。

アナ: 最後の風湿による頭痛はどんな症状ですか?

山中: はい。風湿頭痛は、身体や頭が重い感じが特徴の頭痛です。湿によって胃腸がいためられ食欲不振、手足がだるい、頭が包まれたように痛みます。治療は 香りのいい漢方薬で風湿を除去することにより頭痛を治します。このタイプは梅雨などの湿度が高い時期に発症しやすく、頭痛を主な症状とする胃腸型感冒に多くみられます。よく使われる薬の例としては、頂調顆粒に勝湿顆粒を併用します。
まとめとして、頭痛は脳に清らかな気と血巡らないためにおこりますので、その原因をみて適切な漢方薬を選ぶことが大切です。

アナ: ありがとうございました。今日のお話は山中薬局 山中みちよさんでした。
来週の担当は龍虎堂薬局 夏苅竜子さんです。
健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。お問い合わせは日本中医薬研究会事務局、東京03-3273-8891 もしくは長崎中医薬研究会ホームページや漢方健康日記のブログをご覧下さい。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送り致しました。
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