漢方健康日記 第254回 生理のお話
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実際の放送とは異なる場合があります

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は西彼杵郡長与町の龍虎堂薬局夏苅和子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

夏苅:今日は女性の生理のお話しです。女性は毎月の生理でかなりの血液を消耗しています。その他にも妊娠、出産、授乳や夜更かし等で、一生血液を消耗し続ける環境にあります。女性が一生を健康に過ごすには何に気をつければいいかをお話しします。

アナ:そういえば、女性にとって生理は当然のように思っていましたが、大体何年間あるんですか?

夏苅:はい。貴重な血液を失う生理は10〜14才から始まり、平均35年間も続きます。1周期で平均150mlの月経血を失いますから、1年間にして約1800ml、つまり1、8l、35年間では何と約63lにもなります。

アナ:それで女性は貧血の方が多いんでしょうか?

夏苅:そうですね。作るより失う方が多ければ、当然貧血につながります。貧血というと、西洋医学的にはヘモグロビンの濃度、赤血球の数などが基準値に満たない場合をいいます。血液を顕微鏡で見ると、丸くて黒っぽい元気な赤血球もあれば、鉄分の少ない白っぽくて元気のない楕円形のもの、ストレスが強い人は金平糖のような棘のついた赤血球などもあります。中医学では、数値に問題はなくても疲れやすい、血色が悪い、立ちくらみ、生理不順、爪が脆い、皮膚や髪に艶がない、不眠などがあれば血液がきちんと仕事をしていないので「血虚」と考えます。

アナ:疲れやすい女性は多いと思うのですが、血虚の症状が多い場合どのようにしたらいいのでしょう?

夏苅:血液の元となる緑の濃い野菜、赤身の肉などをバランスよく摂ってしっかり消化吸収が出来ていれば毎日補充は出来ているはずです。しかし、胃腸が弱い、甘い物が多くて緑の濃い野菜が少ない方、或いは子宮筋腫や子宮内膜症などで月経量が非常に多い場合は、当然貧血になります。こんな場合は補血作用のある当帰がたっぷり入った婦宝当帰膠をオススメします。また、血液を作る骨髄が弱い場合は補血と補腎薬の入った参茸補血丸で元気な血液を作りましょう。

アナ:血虚の場合は妊娠にはどのように影響しますか?                                                                               
   
夏苅:赤ちゃんを育てるのは母体の血液です。受精卵が着床するにはフワフワで栄養たっぷりの温かい子宮内膜が必要です。血虚のままだと、つわりや浮腫、早産や低体重児につながります。生理の血液が黒ずんでいたり塊や生理痛がある方は瘀血です。子宮内膜の血流が良くないですから婦宝当帰膠でピンク色のきれいな内膜に改善しておきましょう。婦宝当帰膠は防腐剤が入っていないので安心して飲んで頂けます。

アナ:防腐剤が入ってないのはうれしいですね。血虚では出産や産後にも影響しますか?       
                                                                        
夏苅:そうですね。帝王切開や産後の悪露がダラダラ続いた場合や、授乳でも血液の栄養を母乳に変えて与えるので血液を消耗することになります。血虚のままだと、産後よくあるトラブルとして鬱になったり不眠や不安、イライラが出やすくなります。また悪露が出なかったり止まらなかったり、疲れやすくなったり便秘になったりするのも、体のシステムを正常に動かすための血液が不足していることから起こります。

アナ:血虚は女性の様々な不調の原因なんですね。

夏苅:そうですね。最近では一日中スマホを見ている方も多いですが、目を使うことも目の網膜と脳の後頭部に血液が必要なので血液の消耗につながります。元気な血液を増やして巡らす婦宝当帰膠を飲むと目も体も元気になりますし、肌も髪も艶が出ます。初潮の年頃のお子さんを持つお母様は、お子さんの生理の周期や生理痛の有無を聞いて生理痛のない状態を気がけてあげてください。婦宝当帰膠は生理痛を改善しますので生理が始まったらおすすめです。お菓子ばかり食べていては卵胞が育たず、排卵しない事もあるので生理不順になります。卵胞も血液も夜中に作られます。夕食には海苔や貝の味噌汁、胡麻などを食べて、早く寝ましょう!
アナ:ありがとうございました。次回は8月22日水曜日、担当は長崎市西山町の山中薬局の山中みちよさんです。
   健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
| 婦人病・子宝のお話 | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第253回 「夏バテ対策」について
H30年7月25日漢方健康日記

実際の放送とは異なる場合があります

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は大村市西三城町の山崎薬品 
山崎京子さんにお話を伺います。今日はどのようなお話でしょうか?

山崎:はい、今日は夏バテ対策についてお話をしたいと思います。今年は特に熱中症になる方が多いですね、高温多湿になるとまず影響を受けやすいのは消化器系の働きです。消化器は乾燥を好み湿気を嫌うという特徴があります。

アナ:消化器は乾燥を好み湿気を嫌うんですね、暑いとどうしても水分を摂り過ぎますよね。

山崎:そうなんですよね、蒸し暑いと過剰に水分を摂り過ぎて余分な湿気が体内に溜まり
   消化器の働きが低下し食欲不振、腹部膨満感、下痢、吐き気などの症状が見られます、また蒸し暑いと汗をよくかき汗とともにエネルギーも同時に漏れ出しエネルギー不足となり、疲れやすい、だるいなどの夏バテの症状が起こり易くなります。
  又汗をかき過ぎると血液が粘り血管が詰まり脳梗塞、心筋梗塞 などになりやすいです。

アナ:汗のかき過ぎはエネルギー不足になり、夏バテの原因にもなるのですね、対策としてどんなことに気を付けたらいいですか?

山崎:夏バテの対策としてまず体内にたまった湿気をとり除き消化器の働きを活発にすることが大切です。たとえば夏に美味しい、冷えた350CCのビールを一気に飲んだ場合一瞬で胃壁は真っ白になり血流は激変、胃液の分泌も止まり、まったく消化されません。いくらスタミナをつけようと焼き肉を食べても無駄ですよ。冷たいものは要注意と言うことですね。又消化器ばかりでなく暑さによる発汗と体内の水分と気(エネルギー)を消耗して、熱がこもり血液が粘り 血流が悪くなり、心臓や脳にも十分な血流がいかなくて、ほてり、目まい、頭痛、倦怠感などの症状がおこります。


アナ:夏バテはいろんなところに影響が出てくるんですね?
  これから予防としてどんなことに注意をしたらいいでしょうか?

山崎:夏バテは、まず「暑さ」から身体を守ることが基本です余分な水分の摂り過ぎ、エネルギー不足にならないこと、エアコンによる夏の冷え対策も大切です、飲み物はなるべくあたたかいもの、冷えは免疫力の低下にもつながりますので注意が必要です。又睡眠もとても大切です。

アナ:夏バテに使う漢方薬はありますか?又食養生の注意すべき点を教えてください

山崎:はい、症状として、汗が多く、息切れ、疲労感、食欲がないタイプは
   麦味参顆粒、西洋人参、などがいいですね。。食べ物として、ヨ-グルト
   梅、トマト、レモンなど
  血流が悪く動悸、胸が重苦しい、頭痛、手足のしびれがあるタイプ冠元顆粒、田七人参、食べ物は血流を良くする玉ねぎ、カレー、わかめ、ラッキョウ、などいいですね。熱がこもって顔が赤い、発熱、口が渇いて冷たいものをとりたくなる、イライラ、怒りぽい、不眠などがあるタイプ天王補心丹、黄連解毒湯、などがいいですね。食べ物は身体の熱を冷ます冬瓜、苦瓜、緑茶、すいか、トマトがいいですね。

アナ:本格的な暑さに備えて夏バテしない身体を整えたいものですね。

山崎:このほかにも、いろいろな対応方がありますので、詳しくは、パンダマークが目印の長崎中医薬研究会の会員店にご相談ください
   
アナ:ありがとうございました。次回の放送は8月8日 第2木曜日
西彼杵町の龍虎堂薬局の夏苅和子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
| 季節の養生、食養生 | 15:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2018年7月15日
H30年7月15日定例会

7月15日、東京より中医学講師の何暁霞(ふうしょうしゃ)先生をお招きして「腫瘍相談の基本」と題してお話していただきました。
最近ではがんの相談に来られる方もいらっしゃいます。そこで、がんのできるしくみや転移と再発のしくみ、症例を交えながら腫瘍相談において使う漢方薬、睡眠の質や食欲の改善、何よりも心のケアがとても大事なんだというお話をされました。臨床でも楽観的な考えをするがん患者の方が結果もいい方向に向かう傾向があるといいます。
身体に元気を与えながら(扶正)、悪いものを追い出し(去邪)、心のケアを行う大切さを学ぶことができました。

(参加店)
(長崎)漢方松風堂 龍虎堂薬局 開生薬局 朱雀薬局 小ヶ倉薬品 藤村薬局本店 山中薬局
(大村)山崎薬品
(諫早)龍丸堂薬舗
(佐世保)中島薬局 あいおい薬局  (11店12名)

 報告者 あいおい薬局 山口夏実
| 勉強会の模様 | 22:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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