漢方健康日記 第210回 インフルエンザの感染を予防しようというお話し


『漢方健康日記』原稿11月28日
実際のお話と異なる場合もございます。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研
   究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は西彼杵郡長与町の龍虎堂薬局夏苅和子さんにお話を伺います。さて、今日のお話は?

夏苅:インフルエンザの季節になって参りました。今日はインフルエンザの感染を予防しようというお話しです。同じ部屋にいて感染しても、発症する人としない人がいます。特に受験生をお持ちのお母さんはしっかり聞いて上手に利用して頂きたいと思います。

アナ:そう言えば、今年はインフルエンザの発症、感染が早くて9月から学級閉鎖のニュースが流れてビックリしましたね。

夏苅:そうでしたね。年々地球の温暖化が進んで、今年の夏はまるで亜熱帯気候のような猛暑でした。それと、東南アジアやオーストラリアからの旅行者が増えたことも原因と言われています。亜熱帯では夏と冬の2回インフルエンザの流行があるそうです。地球温暖化の影響を受けて、これからは年に2回の流行を覚悟しないといけないかもしれませんね。

アナ:それは怖いですね。インフルエンザは予防接種の他に防ぎようがあるんですか?

夏苅:はい。中医学では「扶正去邪」という考えがあります。免疫力を高める「扶正」と、風邪を除く「去邪」ということです。中国ではカゼが流行することはあっても学級閉鎖になることはないそうです。その秘密は「漢方の抗生物質」といわれる「板藍根」なんです。日本でも緑茶の抗菌作用が注目されて、うがいに用いられていますが、中国の家庭や学校では、昔から風邪の流行期には板藍根という生薬を煎じたお茶をのんだりうがいをするのが一般的です。

アナ:「漢方の抗生物質」って何ですか?

夏苅:はい。板藍根というアブラナ科の植物ホソバタイセイの根で、清熱解毒に優れた生薬です。インフルエンザの予防はもちろん、感染したときにも抜群の効力を発揮します。中国の漢方医の間では、色々なウィルス感染に幅広く使われています。

アナ:日本ではどうしたら手に入りますか?                                                                               
   
夏苅:この番組のテーマソングにも歌われていますが、板藍根のエキスを抽出して顆粒状にした「板藍茶」と「板藍のど飴」の2タイプがあり、店頭にパンダの人形が置いてある薬局・薬店にあります。どちらも手軽に飲めて効き目も早いのでインフルエンザ対策にはお薦めですね。

アナ: (のど飴を舐めたことがあれば感想をお願いします。)      
                                                                        
夏苅:そうですね。バッグに入れて持ち歩くと、横の方が咳き込んだときにすぐに舐められるのでとても便利で安心です。身体を害するウィルスや細菌、花粉などを「邪気」と呼び、身体が持つ本来の免疫力を高めて体内への侵入を防ぎ、病気を予防する事を「扶正」といいます。邪気は皮膚や粘膜から侵入しますから、そこを強化して免疫力を整え、病気を防ぎます。皮膚や粘膜を強化する黄耆が処方された衛益顆粒は風邪ひきやすい方、疲れやすい方に、また季節の変わり目に体調を崩しやすい方の鼻炎や花粉症など免疫力強化に最適です。美味しくて飲みやすいですよ。

アナ:季節の変わり目に体調を崩される話はよく聞きます。そんな強い味方があると忙しい方にも嬉しいですね。普段の生活で気をつけることはありますか?

夏苅:そうですね。不規則な生活や食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などで皮膚や粘膜の免疫力は低下します。免疫力の回復は質の良い睡眠で得られます。また、健康的な粘膜を作るための食事としては緑黄色野菜、山芋、卵などを、免疫力を上げるにはキノコ類を、皮膚・粘膜など呼吸器系の機能を高めるには余分なものを発散する力を高める辛い味の野菜なども気をつけて摂りましょう。
これからの風邪対策には、「うがい、手洗い、板藍茶」と覚えてください。特に外出の前と帰宅後には板藍茶でうがいすることと衛益顆粒をお薦めします。免疫力の回復にはしっかり食べてぐっすり寝ること。そして「うがい、手洗い、板藍茶」です。

アナ:「うがい・手洗い・板藍茶」ですね。ありがとうございました。次回は12月12日水曜日、担当は長崎市西山町の山中薬局の山中みちよさんです。
   健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
   詳しくは長崎中医薬研究会のホームページをご覧ください。
このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
| 風邪・花粉症のお話 | 09:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第260回 耳のトラブル耳鳴りと難聴について
『漢方健康日記』11月14日原稿
実際の放送とは違うことがあります。

アナ:漢方健康日記。このコーナーは漢方を通じて皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会が送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめなおして、健康的な暮らしのお手伝いをしょうというものです。今日は大村市西三城町の山崎薬品
山崎京子さんにお話を伺います。さて、今日はどのようなお話でしょうか?

山崎:はい、今日は耳のトラブル耳鳴りと難聴についてお話をしたいと思います。
   耳のトラブルは単に耳の問題だけでなく、体内の不調を知らせるサインでもあります。老化やストレス、疲労によっても耳鳴りになりやすいです。又耳鳴りが長くつづくと難聴にもつながりますので、耳鳴りの段階で早く治した方がいいですね。

アナ:耳鳴りは誰にも起こりうる身近な問題すよね。

山崎:そうですよね、耳鳴りの主な要因は、耳の奥にある蝸牛という器官で振動を電気信号に換えて脳に伝える器官に異常が起こると考えます。蝸牛器官はカタツムリの形をしていますね。

アナ:本当にカタツムリの形をしていますね。
 

山崎:耳は清らかな身体を温めるエネルギーが通る穴とされています。.好肇譽垢簍杁い領れが悪くなると耳鳴を起こりやすい状態になります。体内の陽気が充実してスムーズに流れていれば耳の働きも安定し耳のトラブルも起こりにくくなります。よく使われる漢方薬は加味逍遙散、寫火利湿顆粒などがあります。
   更年期に多い痰湿タイプは余分な水分を取り除く、ハト麦、決明子、はすの葉、ねぎ、などがいいですね。よく使われるのは星火温胆湯、半夏白朮天麻湯などがあります 疲労、体力不足が原因の脾虚タイプは胃腸の疲れにより栄養状態が悪い方は大豆製品、インゲン、そらまめ、米などいいですね。よく使われる漢方薬は補中益気湯、星火健脾散などがいいです。
   は群修鉾爾腎虚タイプはリラックスし養生を大切にして腎精を補い、
耳の栄養になる食材のくるみ、ゴマ、クコの実、山芋、豚の腎臓などです。
ぶたの腎臓は生姜、ねぎ、超興酒で炒めるととても美味しいですよ。よく使われる漢方は杞菊地黄丸、耳鳴丸などです。

山崎:不快な耳のトラブルを改善するポイントはまず心も身体もリラックスして過ごすこ
と、血行を促進しと睡眠をしっかりとり又ゆっくりお風呂に入り散歩をたのしむ

事も大切です。
又手軽にできる耳マッサージ親指と人差し指で耳を挟み耳全体をマッサージするのもいいですよ、耳は腎をはじめとしてさまざまなツボがあります。気楽に試してみてください。

アナ:耳鳴りにもタイプがあるんですね、耳鳴りには耳の問題と
思いましたが?

山崎:そうですよね、耳の器官に問題があると思いますよね。耳のトラブルは全身の不調が現れるものです。

アナ: タイプによって飲む漢方や食養生も違ってくるのでね、驚きです

山崎:自分がどのタイプなのかよく知り 早めに対症しましょう。
このほかにも、いろいろな対症法がありますので、詳しくは、
パンダマークが目印の長崎中医薬研究会の会員店にご相談ください。
   
アナ:ありがとうございました。次回の放送は11月28日第4水曜日
西彼杵町の龍虎堂薬局の夏苅和子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会の会員店へどうぞ。
お問い合わせは長崎中医薬研究会ホームページをご覧ください。
  

| 更年期・老年期のお話 | 16:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
漢方健康日記 第259回 咳対策について

実際の放送とは違うことがあります。

漢方健康日記 原稿 H30年10月24日 織田

アナ:漢方健康日記 このコーナーは漢方を通じて、皆様の健康に奉仕する長崎中医薬研究会がお送りします。普段の食生活や日頃の生活習慣を見つめ直して、健康的な暮らしのお手伝いをしようというものです。担当は島原市広馬場町のしまばら薬局の織田堅一郎(おだけんいちろう)さんです。宜しくお願いします。さて今日のお話は。

織田:はい、今日は『咳対策』についてお話ししようと思います。

アナ:『咳』、「コンコン」の咳ですね?

織田:そうですね、前回の太田先生もお話しされていましたが、秋は乾燥しやすい時期です。それに伴い「気管支の乾燥」による「空咳」で悩む方も増えてきます。
実際に店頭でも、「咳」で相談される方が多いですよ。

アナ:確かに、私のまわりでも…。私も仕事柄、「声」には気をつけないといけませんので、今日は勉強させて下さい!

織田:確かにアナウンサーは声が命ですね!乾燥による咳も心配ですが、今からの季節、「乾燥」と「冷え」からくる風邪やインフルエンザなどの感染症も怖いです。今日の話は、風邪などの感染症に罹った時に出る咳の予防にも繋がると思います。

アナ:それはイイですね!

織田:とにかく、今、意識して養生しましょう!しっかりと養生すれば、これから来る冬、そして来年の春を安心して過ごせるようになります!
   
アナ:具体的「養生法」としては、どうすればいいんでしょうか?

織田:前回の太田先生のお話と被りますが、まずは「胃腸の働きを整える」こと、これが最も重要です。身体の潤いは「気・血・水」が作り出します。気・血・水の働きを存分に発揮させるためには、胃腸が元気であることが必須の条件です。胃腸の働きがいっちばん落ちるのが「食べ過ぎ」です!食欲の秋といっても、腹八分は忘れないでください。
アナ:いや〜、耳が痛いですね…(-_-;)。

織田:あと、食材も重要です。肺を潤す食材としては何がありましたか?

アナ:はい!「梨、大根、蓮根、白きくらげ」ですね!

織田:すごい!さすが!前回勉強したこと、よく覚えてますね!あと付け加えて、「豆腐、ハチミツ、牛乳・豆乳」お肉では「豚肉」、魚介類では今が旬の「太刀魚」なんかも良いですよ!
ちなみに「食べない方がいいもの」もあります。

アナ:食べない方がいいもの?

織田:香辛料や香りの強い野菜などは気をつけて下さい。「辛み」は発散力が強いので、さらに乾燥しちゃいます。ネギ・ニラ・ニンニク、それからトウガラシがいっぱい入った食品、ラーメンやスナック菓子なんか…あとお酒の飲み過ぎに注意してください。
まあ、「辛み」は摂りすぎなければ適度な発散になり、秋の物悲しさも吹き飛ばしますが…。

アナ:毎回、勉強させていただいています!ちなみに「咳が出た時」の漢方としては何を使うんですか?

織田:のどの乾燥による咳に使う代表的な漢方薬に「麦門冬湯」というのがあります。しかし、今年はのどの痛みを併発する方が多い。これは夏がとても暑かったせいでしょうが、気管に熱がこもっているんだと思います。そんな時は、のどを潤して、しかも痛み(炎症)もとる「潤肺糖漿」が最適です。水で割って、うがいするように「ガラガラ」して、そのままゴックンと飲み込むと凄く効きますよ!
もし、風邪をひいてのどが腫れた後に咳だけが残った場合は「麻杏止咳顆粒」が良いでしょう。夜、寝がけに咳が出るタイプには良く効きます。

アナ:なるほど、覚えておきます。

織田:秋になると、毎年「空咳」や「喘息」などの症状に悩まされる人は、「麦味参顆粒」や「八仙丸」を普段から飲んでおいて下さい。「麦味参顆粒」は、「動くとすぐ疲れるような人」、「八仙丸」は「足腰が弱ったり、夜中のトイレが気になる人」が特に分かりやすいでしょう。これから来る冬や春が楽に過ごせますし、飲み続けると来年の秋はとても快適に過ごせると思います。
まあ細かいことは、お店でご相談ください!

アナ:そうですね!気になることがあれば「長崎中医薬研究会」のお店に相談しましょう!

織田:ハイ!お気軽にどうぞ!!お待ちしています!!!


アナ:有難うございました。
次回の放送は11月7日水曜日 佐世保市浜田町のあいおい薬局 山口圭子さんです。健康のご相談は店頭のパンダが目印の長崎中医薬研究会会員店へどうぞ。
お問い合わせは、長崎中医薬研究会ホームページをご覧いただくか、「漢方健康日記」でご検索ください。このコーナーは長崎中医薬研究会がお送りしました。
| 風邪・花粉症のお話 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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